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フリーエンジニアのハナシ

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現役フリーエンジニアの雑感。テクニカルな内容ではなく、その他、もろもろのハナシ。
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2022年11月の記事一覧

フリーエンジニア 案件ごとの立ち位置のハナシ

その後の運命が大きく分かれる案件の選択 ヒト売りで成立しているIT系界隈では大きく立場が異なる3種類の案件が存在する。  1 自社の製品・サービスを行っている事業者の案件  2 お客さんの立場でプロジェクトに参加する案件  3 SIベンダーの立場でプロジェクトに参加する案件  この記事では、2番と3番のハナシを少し書こうと思う。ちなみに、世の中で一番多い案件は、3番のSIベンダーの立場でプロジェクトに参加する案件で、次が1番。2番のケースは少ないが最近はちょっとずつ増えてき

フリーエンジニア 税務署のハナシ

フリーデビューした時に最初にお世話になる 最初にという言葉は少し引っかかるかもしれない。確定申告や税金関係以外であまりお世話になることがない役所だが、フリーエンジニアとして最初に行かなけばならないお役所のうちの1つである。  いくつか提出しておいた方がいい書類があるので、その書類について書いていこうと思う。 税務署の場所を調べる  税務署には担当区域が存在しているので、自分の住んでいる場所はどの税務署が管轄になっているかを調べる必要がある。ありがたいコトに税務署関係のHP

フリーエンジニア 案件斡旋会社の報酬金額記載パターン

報酬金額には記載パターンがある フリーランスにとって案件単価は言えば全てである。  お金が欲しいからフリーランスになっているのである。まともな会社勤めが出来ないオッサンのような社会不適合者はごく少数だと思われる。この案件単価は言えばエンジニア評価と直結している。    いくつかフリーの案件斡旋会社に挨拶+営業周りをしてこの案件報酬の表示にパターンがあることをに気が付いた。  パターンA 案件報酬額(外税)  パターンB 案件報酬額(内税)  パターンC 案件報酬額(仲介別)

フリーエンジニア 住む部屋が無くなりそうになった時のハナシ その1

何事もきちんと計画しなければならない 人生には色々なコトがあり、時には思いもよらないイベントが起こる。過ぎ去ってみればいい思い出になったりするけれど、二度と経験したくない思い出もあったりする。  オッサンも社会人としてギリギリのやらかしをいくつかやってきたが、その中でもフリーエンジニアになった時にやらかしたことを振り返ってみようと思ってこの記事を作成した。  その原因がサラリーマン時代にあったので少し遡ってみた。 きっかけはコロナ禍  サラリーマン末期時代はホワイティな

フリーエンジニア 案件斡旋会社の報酬支払サイトパターン

報酬の支払いサイトについて 給料日まであと何日と指を折りながら数えた経験は誰にでもあるもの。オッサンも毎月カレンダーに印をつけてあと何日で報酬が振り込まれるのを心待ちにしている労働者である。  俺、報酬が振り込まれたら大盛にして味噌汁つけるんだ。  そんなことを考えながら「並と卵」を注文し深夜に1人メシ。  会社員時代は月に1度の給料日が決まっていて当月であったり翌月であったり色々なパターンもあると思うが、公務員的なものだと翌月10日あたり、大手企業や古い会社は当月25

フリーエンジニア 住む部屋が無くなりそうになった時のハナシ その2

きちんと計画してもどうにもならない 前回までのあらすじ。  ハッキリ言って読む価値はないので、スルーした方がいい。 嵐の前の静けさの7月  そろそろ辞め時かと思っていたので、転職活動をしていたのだが昨今のリモート面接は非常に効率がよく、それなりに数の挑戦ができて、ありがたいことにこんなポンコツに声をかけてくれる会社はそれなりにあった。エンジニア転職35歳限界説は嘘だな。40でもまだまだ余裕でイケる。年収は下がるし仕事はオンサイトでの金融系常駐とかいう面白さの欠片もない感じ

フリーエンジニア 住む部屋が無くなりそうになった時のハナシ 最終話

やっぱり計画はした方がいい 前回までのあらすじ。  スルー推奨。 保証会社の審査が通らない  フリーエンジニアになってからの月額報酬額はサラリーマン時代の月収3倍程度になったものの、それを証明する公的書類がない状況ではいかんともしがたい状況であることに気が付くにはそんなに時間が必要ではなった。  手元にあるのはサラリーマン時代の半年分の給与の源泉徴収票のみ。  確定申告をする前であるため公的書類はこれしかないのだ。  不動産屋の解説と、自分で調べた限り保証会社にはいく

フリーエンジニア 老後を真面目に考えるハナシ

定年はなくても引退の時はくる フリーエンジニアはサラリーマンをやっていた時よりはるかに年収は良くなるものの退職金はないし、厚生年金に比べて国民年金は給付額もかなり少ない。今は若いから大丈夫と考えていると、いつの間に迫ってくる納品日やシステムのカットオーバーのように引退の日も来る。  確かにサラリーマンには定年退職がありいつか会社をやめることになるが、フリーエンジニアには定年退職はないのでその気になればいつまでも現役で働くことができる。  が、60代に入った時に30代や40代の

フリーエンジニア 国民年金のハナシ

国民年金に切り替える時に厚生年金から国民年金に  サラリーマンを辞めた後、最初にやるのが保険証と年金の切替えになるのだが、これが非常に面倒くさい。  何が面倒くさいかというと、「お役所」は平日にしかやってない。    サラリーマンを辞めた後は無職になるから「平日といえど毎日が日曜日」だからヒマっちゃぁヒマなんだが、そうとも言ってられない事情がある。  普通、退職日は月末だったりするので、翌月の第1営業日にお役所にいかないといけないのだ。    さらに。  フリーで仕事を始め

フリーエンジニア 国民健康保険のハナシ

その退職ちょっと待った! この記事はこれからデビューをしようとしている会社員向けの記事です。  既に退職してしまった会社員の人、残念! 退職日を迎える前に確認しよう  サラリーマンの時は年金も保険も会社で入っているため退職時にはどちらも抜けないといけないと想像しがち。年金については厚生年金から国民年金に切り替える必要があるが、健康保険についてはちょっと事情が違う。  フリーランス1年目デビューの会社員退職前にしかできない方法なのでしっかりと確認して欲しい。  まずは、こ

フリーエンジニア 案件斡旋会社のハナシ

案件斡旋会社はマジでたくさんある ブラウザから検索画面を開いて、フリーエンジニアなんて検索をかけてしまったら日本各地に案件を斡旋してくれる会社がたくさん存在することにすぐに気が付くんだが、どの会社を選択していいか迷ってしまうことも多いと思う。  そこで、案件斡旋会社ってどんなところに注目したらいいのかを少しだけ書いてみようと思う。ただし、具体的にどこの会社がいいなんてことは書かないので、ソコは自己判断で。良い悪いも人によって違うし、そこも判断したいからフリーエンジニアになった