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Step by step〜1歩ずつ〜

「Step by step〜1歩ずつ〜」という言葉は心を軽くしてくれる気がする。

例えば勉強。

志望校合格に向けて「〇点以上必要」と様々なところから聞こえてくるだろう。それは向き合わないといけない事実だし、他から言われなくとも自分でも嫌というほど意識するはずだ。

だが、自分の現状と必要な点数を比べてしまい、「果てしない道のりだ…」と心が折れかける人も多いだろう。

例えばスポーツ。

理想の選手や理想のプレーがあったとして、それに近付けるように日々練習をする。それでも、簡単に目標に到達することはなかなかできない。

自分の現状と理想の乖離に苦しみ、努力を止めてしまうこともあるだろう。

この「例えば」の話は、私自身が今までに経験してきたことだ。恐らく同じ経験をしてきた人たち、今まさに悩んでいる人たちは少なくないのではないだろうか。

誰もが理想や目標に早く到達したい。でも、そんな簡単じゃないことは恐らく理解はしている。それでも、現在地と目標地点との点と点の距離だけを見て「遠い…」「不甲斐ない…」と自己嫌悪に陥ってしまいがちだ。

そんな私はある言葉に救われた。

「Step by step〜1歩ずつ〜」

言ってしまえば、よく耳にする言葉だ。ただ、その言葉の意味を具体的にイメージすると心がかなり軽くなった。

例えば勉強。

教科書の30ページ分をしっかり定着させるぞ、ではしんどい。だから、「今日は単語を10個覚える」「今日はこの問題を確実にできるようにする」など、通過点をしっかり定める。

例えばスポーツ。

「今日の練習では昨日よりチャレンジ回数を増やしてみよう」「いつもより少し意識して軸足の位置を変えてみよう」など、細部に気を配り「昨日より、いつもより」と少しの意識を加えてみる。

成長スピードは人それぞれ。現在地から目標地点まで一気に到達する人もいれば、そうじゃない人もいる。

私は器用ではないしセンスもない。だから現在地と目標地点までの距離だけ見ていると、ネガティブになってしまうことが多かった。

だからこそ、「Step by step 〜1歩ずつ〜」という言葉を具体的にイメージできた時は心がかなり軽くなった。

例えるならば車の長距離運転。

遠方まで長時間運転するのに、ナビに示された距離と時間を見て「うわっ」と思う人もいる。

でも、高速道路を走っている時に表示されている「〇〇SA  〜km」という案内板の距離であれば、「あーもうすぐ次のSAかー!」と感じられるはずだ。

それを繰り返すうちに、目的地までの距離も時間も自然と縮まっている。

あたりまえだ、コツコツ進んでいるからだ。

勉強やスポーツや仕事など人生の中で、現在地と目標地点の距離に気を取られてしまい、自信を無くし歩みを止めてしまう人も多いだろう。

そんな時、高速道路のSAやPAのような通過点を見据えて、「Step by step〜1歩ずつ〜」を意識できれば、心が少し軽くなると思う。

Step by step〜1歩ずつ〜

単純な言葉だが、その意味を具体的にイメージできると心が軽くなる魔法の言葉だと私は思う。

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