考整

それはふとした隙間に至高の天命のごとき光が漏れ出ていること。
それは極端な締め付けが初めからなかったかのようになること。
それは全ての供え物から神殿がきれいになること。

それを壊すものは抑えを、乖離を、分断を、よく行う。
それを壊すものは、静寂に混沌と無機と乱雑を流し込んでいく。
それを壊すものはいにしえを堰き止め、自分らだけがそれを使うことを望み、それを壊し続ける。

神聖なるものは壊すものすら神聖に変えてゆく。だからこそ伝播せぬものである。
これはあまりにも光り輝くからこそ、普通では言伝は止まってしまう。
だからこそ道を、橋を綺麗にするしかない。

そして、周りを見渡す。


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