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【長老編!】制作会社の中の人が、好きな本の装丁を紹介してみた。

こんにちは”年寄りの冷や水”です。

若いスタッフと一緒に新しいことをやろうと、日々新たなツールにチャレンジしています。広告制作会社にいるものの、デザインの勉強をしたこともなく感覚だけで25年経ちました。
自分の好きな事をやりたい、新しいものにチャレンジしたいという想いだけで今に至っています。

今回は「本の装丁をテーマにしましょう」と言われて「了解」なんて軽く返事はしたものの最近本なんか読んでいないなぁ…というのが現実。

以前は本屋にもよく通ったし、なんとなく気になる本を買って時間があるときに読んでいたものです。特に雑誌は表紙のデザインとテーマで選んで買っていました。レコードで言えば"ジャケ買い"ですね。

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出典:TITLE 2000年5月号創刊、2008年4月号休刊  文藝春秋社 2003年4月号/2005年4月号/2006年5月号/2007年2月号/2007年7月号/2007年11月号/2008年2月号

"ジャケ買い"していた雑誌 「TITLE」

表紙や特集が気になると買っていた雑誌があります。
雑誌名が「TITLE(題名?それとも称号?)」というちょっとふざけた雑誌なんですが、既に廃刊になっています。

遊びごごろというか、テーマも昔の「宝島」みたいで面白かったんですけれどね。
サブカルチャーマガジンというのでしょうか。特集記事に沿った表紙のデザインが好きでした。

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出典:TITLE 2003年4月号  文藝春秋社

これは2003年の4月号。即買いのお気に入りの一冊です。
一眼でわかりますが Beatlesの「Abbey Road」のジャケットをパロってます。

ちゃんとポールは裸足です。

「TOWER RECORDS」の看板の黄色と赤のロゴがアクセントになっていますね。なんともゆるい感じのイラストが気に入っています。

表紙っていわゆる看板ですから、どれだけの要素を詰め込んで一眼でわかるようにするのかが重要。

写真なのかイラストで構成するのか、テキストだけでも面白いかも…とか、コピーは的確に内容を表現できているか、紙面への配置は?書体はどうする…
などなど、手に取ってもらえるデザインを考えるのは大変な作業です。でも楽しい。

限られた空間でデザインする。
だから雑誌は面白い。


From 株式会社ケイエヌ・プランニング
https://www.knpinc.co.jp/


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