鋤のポーズで腰を立てる感覚を体得し、日常生活に活かす

ヨガの鋤のポーズで体感できる腹横筋に力を入れて腰を立てる感覚
日常生活に活かすことで正しい姿勢の維持に繋がりそう

ヨガのポーズの中でも、鋤(すき)のポーズは全身の筋肉を使う複雑なポーズです。特に、腰を立てるために必要不可欠なのが、お腹に力を入れるという動作です。

鋤のポーズでは、仰向けの状態から脚を頭の方へ持ち上げ、最終的には、体幹が逆さまになり、足先が床に触れます。この時、股関節は屈曲し、下肢は伸展した状態になります。この時、腰は曲がらないように、お腹に力を入れて腰を支えます。お腹の筋肉、特に下腹部に意識を向けて締めることで、腰が安定し、ポーズを保持しやすくなるのです。

この鋤のポーズでのお腹に力を入れる感覚は、日常生活の中でも役立ちます。例えば、椅子に腰掛ける時も、同じように下腹部に力を入れることで、腰を立てた良い姿勢を保つことができます。

現代社会では、長時間座る機会が多く、猫背になったり腰が丸まったりと、姿勢が悪くなりがちです。しかし、鋤のポーズで体得した、お腹に力を入れて腰を立てる感覚を思い出すことで、良い姿勢を保ちやすくなります。

また、立ち姿勢でも同様に、下腹部に適度な緊張感を持たせることで、腰が安定し、体全体のバランスが整います。

鋤のポーズは、一見すると日常生活とは関係のないヨガのポーズですが、そこで学んだ身体の使い方は、さまざまなシーンで活かすことができます。お腹に力を入れて腰を立てる感覚を、鋤のポーズで体得し、日々の生活の中で実践してみましょう。姿勢改善や腰痛予防に繋がるかもしれません。

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