農スクール卒業生インタビュー3
【鎌倉市 就労特化コース】2022年度受講生募集中★参加費無料★
引きこもりの方や働きづらさを抱えた方々、一緒に野菜を作りながら農家を目指しませんか?
鎌倉市民向けの就農・就労に向けた講座、受講生募集中です。
https://know-school.org/kamakura.html
O さん
藤沢市で開催される農スクールに参加し、導入編・基礎編を修了。将来的に半農半 X で生活をしていくことを目標としている。
農スクール代表(小島)の本を手に取ったことがきっかけで参加を決意
高校卒業後、さまざまなことが重なり引きこもりがちになり、就学就労していない期間が長くありました。そんななか、ふと書店で見かけた「農で輝く!ホームレスや引きこもりが人生を取り戻す奇跡の農園」という本。手にとったのは、農業に携わろうとしていたからではなく、ただどんな活動なのだろうという興味からでした。いざ読んでみると、小島さんの行動理念に共感する部分が多々あり、なにより、こんな畑なら自分も行ってみたいと思えて、気づいたら説明会の参加を申し込んでいました。引きこもっていると、なかなか同じ目線で相談できるひともいなければ、行動をすること自体すごく重いことに思えて、止まっていることに慣れてしまっていたのに、すぐに行動に繋がったのは驚きです。今思うと、書籍を通じて農スクールの畑の有り様を疑似体験できたことが大きく、小島さんがどんな人なのか身近に見てみたいというのも少しありました。
畑に通う時間が楽しみになっていった
実際に畑に通ってみると、年齢も事情も人それぞれながら、何か負い目を感じることもなく、ただ真っ直ぐに土に向かう時間は気持ちのいいもので、毎週通うのが楽しみになっていきました。
最初はあまり声もかけられなかったですが、 次第に互いの性格などがわかってきて、阿吽の呼吸で協力し合うことができるようになっていました。受講生もスタッフも一緒に農作業に向き合うような形なので、スクールといっても、常に受動的に教えてもらうというわけでもなく、自分で考え行動する場面も多々あり、こうしてみてはどうだろう、などと試行錯誤できたのはとてもよかったです。そして、皆で植えた種が発芽し収穫できたときは嬉しかったです。
成功体験を積み重ねることで前向きになれた
毎回小さな達成感を積み重ねることで、 「できない」と思い「劣っていること」に囚われがちだったのが、 「できる」に目を向け「自信」に変わり、前向きになれたように感じています。自分一人でもがいていてはなしえなかった変化だと思うので、とても感謝しています。
また、基礎編の農家研修では、実際に農業を仕事にするとどんなことをするのか、農業という仕事の魅力や苦労について農家さんから直に学ぶことができ、毎回がとても有意義でした。2時間の研修のなかで多くのことを吸収しようと、積極的に質問するようになっていったのも、以前の自分にはなかったことかもしれません。農業に携わろうという気持ちで参加した農スクールではなかったのに、いまはとても農業という仕事が近しい存在になっており、驚きとともに嬉しい気持ちです。どういった形になるかはわかりませんが、これからも農に携われればいいなと考えています。
【鎌倉市 就労特化コース】2022年度受講生募集中★参加費無料★
引きこもりの方や働きづらさを抱えた方々、一緒に野菜を作りながら農家を目指しませんか?
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