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【川崎フロンターレ】篠田 洋介フィジカルコーチ

Knows_note

■プロローグ

 ウェアラブルデバイス『Knows』を導入頂いているチームへの取材を敢行!
いわずと知れたJリーグ王者【川崎フロンターレ】の、篠田 洋介フィジカルコーチにお話しを伺いました。リーグ歴代最多勝ち点を積み上げ、圧倒的な強さを誇った2021シーズンから『Knows』を導入。アジアチャンピオンズリーグの熱戦が続く中、貴重なスペシャルインタビューが実現しました!


今シーズンもJリーグ第9節終了時点で首位。強さの秘訣はどこにありますか?

 「当然ながらサッカーで勝つ為には、様々な要素が必要となる中、やはり選手がベストコンディションでピッチに立つ事は重要な要素だと感じています。それを実現すべく『Knows』を日々活用し、選手のフィジカルレベルやコンディション状況を管理。そういった細かな土台があってこそ、ピッチ上で選手が強さを体現してくれているのだと思います。」


以前までは海外製品を使用なさっていましたが、2021シーズンから『Knows』に切替えてもらいましたね?

 「そうですね。Jリーグでウェアラブルデバイス類の導入が始まった数年前は、大半の製品が海外製だった中で『Knows』は日本メーカーという事もあり、使い易さという点で随分と魅力に感じました。また、価格的にも大幅なコスト削減が叶っており、総合的にもメリットがありましたね。そして何より、専属の担当者がついてくれており、もし何か問題が発生した際には、すぐに対応してもらえる為、心強い存在として助かっています。」


どのような計測項目に着目されていますか?

 「およそ100弱の計測項目がある中で、特に重要視しているのは、①スプリント回数、②最大速度、③高強度の加減速回数といった、いわば『強度』に纏わる部分ですね。そしてこれらを“日常から継続的に”見ていく事が重要だと感じます。選手やコーチ陣にフィードバックする際に、あまりに論点が多すぎても混乱を招きますし、先述の3項目に絞る事でそこまで難しくなく、かつ分かり易く共有できる利点があるのではと考えています。」


近年は試合時におけるデータにも変化が見られているとか?

 「走りの強度が年々高まっていますね。川崎フロンターレのチームスタイル的に“たくさん走る”といった印象は、皆さんも無いと思います。事実、総走行距離については昨シーズンのリーグ内においても下位となる18位※でした。しかしながら、スプリント回数においては、同6位※まで上昇。要は高強度ランニングの割合が高いという事が言えますね。ボールを保持する印象が多い為、ここは少々意外な部分として驚かれるかもしれませんが、うちの選手達はピッチ上でかなりタフに戦ってくれていますよ。」
※Jリーグ公式記録参照


それは『Knows』導入により好転した部分でしょうか?
 「間違いなく関与していると思います。リアルタイムで計測数値がiPadに反映される為、選手らも非常に気にして見てくれていますし。公式戦もベンチに置く事ができるので、給水時なんかにも瞬時に数値を確認する事ができるのも良い点ですね。
 ただ私個人的には、練習時の活用こそが重要なポイントだと感じています。何といっても試合は相手ありきでの事象ですから、ある種コントロールできない部分もありますよね。しかし、練習の場合は狙った強度を求める事ができる。さらに『Knows』のように明確な数値が助けてくれるので、求めたい強度を“短時間”で確保する事ができる点も、効率的で有難く思っています。」


『Knows』導入チームには、プロのみならず育成年代のチームが多いのですが、もし篠田さんが育成年代にも携わるとしたら、どのようなアプローチをしますか?

 「基本的にはプロと変わらず、練習時から強度の管理を行なうと思います。とはいえ、強度を求める前に重要視して欲しい点としては『ベースの身体づくり』です。身体の基礎ができていない中で、強度ばかりを求めてしまうと怪我の危険もありますし、育成年代から走る、跳ぶ事に関するきちんとした基盤ができていれば、上のカテゴリーへの順応は高まると感じています。
  実際に昨シーズンまで川崎フロンターレに在籍していた三笘薫選手は、うちのユースチームからそのままトップ昇格するのではなく、あえて筑波大学に進学して身体を作り上げてからトップ入団した為、プロ1年目から周知通りの活躍でしたよね。サッカー選手として、グラウンドでの練習は当然だと思いますが、オフザピッチにおける食事や睡眠についても拘るに越した事はないのかなと思います。」


W杯イヤーとなる今年、日本代表には川崎フロンターレに関係する選手が多く選出されていますね?

 「主将として川崎フロンターレを牽引している谷口彰悟選手や、W杯出場権獲得となった決勝点をアシストした山根視来選手をはじめ、代表入りを狙っている選手にとって重要な年になるに違いありません。そういった彼らにとって、最大限のパフォーマンスを表現できるようにサポートする事が私のタスクであり、それについての手掛かりを与えてくれるのが『Knows』です。
 今季はチームとしてJリーグ3連覇、そして初のACL制覇を目標に全力で取組んでいます。4月15日からアジアチャンピオンズリーグ(ACL)本戦グループステージが開催中。我々フロンターレは、マレーシアにてグループステージを戦っています。アジアの頂点を獲るべく、日本からも熱いご声援を宜しくお願い致します!」

《執筆》Knows 竹内 一平


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