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【京都橘大学】橋詰 広太郎監督

 ウェアラブルデバイス『Knows』を導入頂いているチームへの取材を敢行!
今回は、京都橘大学サッカー部の 橋詰 広太郎監督にお話しを伺いました。
現在、関西学生サッカーリーグ2部を戦う同チーム。系列校である高校サッカーの名門「京都橘高校」からも有力選手が進学してきており、2016年の橋詰監督就任後は、毎年のようにリーグカテゴリーや順位が向上しています。2020年のKnows導入から約2年間、一体どのようにKnowsを活用し、チーム強化に繋げているのでしょうか。


■まずは『Knows』導入のキッカケから教えてください。

「私の母校でもある京都橘高校が、先に導入をしていた事が最初のキッカケです。フィジカルの強度を数値で見てみたいとは以前から考えていた中、恩師でもある京都橘高校の米澤先生からの勧めもあり、うちの大学でも導入する事に決めました。」


■注視している計測項目は何でしょうか?

「導入当初はゲーム中の走行距離を、最も着目していました。その後は徐々にスプリント回数や心拍数、そしてリカバリー回数等も気になり始め、選手交代における判断材料として重宝しています。導入当初は計測できた数値をどう活かすか、少し悩みましたが、ここ2年間データを蓄積してきた事で、徐々に数値と現場が繋がってきたというか、策を講じる際の判断材料として助かっています。


■Knowsデバイスの数も、途中から追加となりました。
「先述の通り、導入当初はゲームにおける活用を主にイメージしていた事もあり、13台でのスタートでした。しかしながら、トレーニング強度の管理や、選手のコンディション把握といった側面にもKnowsが役立つということが分かり、予算も何とか調整できたこともあり、今年から計25台を日々のトレーニング時から使っています。ちょうど今年、大学キャンパスのすぐ側に『KYOTO TACHIBANA スタジアム』という名称の人工芝サッカーコートが完成し、素晴らしい環境で日々サッカーに励む事ができるようになりました。そういった節目の年という事もあり、より一層強化に尽力したい中、今やKnowsは欠かせないアイテムとなっています。」


■チーム内では『Knows』をどのように管理しているのでしょうか?
「基本的にはトレーナーが主体となって管理。Knowsで計測できたデータをトレーナーが明示化してスタッフや選手らに伝えてもらっています。先日、Knowsさんが主催するオンラインセミナーにも、うちのトレーナーが参加させてもらい、そこで得た知識や新たなトレーニング方法等、チームに還元をしてくれていますよ。セミナーでは、参加された他の導入チーム達からも、色々とKnows活用法等を聞く事ができるので、有効活用させてもらっています!」


■どのようなサッカースタイルを目指しているのでしょうか?

「ボールを奪われずに主導権を握るスタイルを目指している為、昨シーズンのJリーグ王者“川崎フロンターレ”は参考にさせてもらっています。幸いにも川崎フロンターレもKnows導入チームという事で、Knowsさんの公式LINEで彼らの計測データを見せてもらえる事は、うちの選手達にも基準として非常に助かりますし、モチベーションになります。やはり映像だけで見るのと、実際に計測されたデータを見るのとは印象が違います。年齢が30代後半に差し掛かっている家長選手にせよ、まだまだスピードの強度が高いですよね。うちの若い大学生らにとっては、大きな刺激となっています。」


■最後に、今後の目標を教えてください。

「目の前の一戦一戦を大事に戦う事はもちろんですが、そこに向けた日々の生活から最善を尽くす事のできる集団になりたいです。うちのクラブ理念でもある『全ての人に感動と勇気を与え、誰からにも愛され、応援されるチーム』を実現すべく、サッカーに限らずあらゆる環境で努力を続けた先に、かねてからの目標でもあるリーグ1部昇格等が見えてくると思っています。最高の環境を作ってくれている方々への感謝を忘れず、頑張っていきますので、引き続きの応援を宜しくお願い致します。」

《取材執筆》Knows 竹内 一平


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