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脊髄損傷者の「姿勢不良」①おすすめのアームクロック

プロレスの技名のような響きのあるアームクロックですが、”猫背”などの「姿勢不良」の方にもおすすめのストレッチです。

パソコンを使っている時間が長い、長時間イスや車椅子に座っていることで起こりやすい、背中の丸まり、それに伴う肩の丸まり。
アームクロックで胸を開いて、背中や肩の丸まりから姿勢を整えていきましょう。

さっそくやってみましょう。

用意するもの
クッション 2つ
ヨガマットかバスタオルを丸めたもの 1つ

1、うつ伏せになる

まず、ベッド・マット上にうつ伏せに寝ます。
この時、ヨガロールやバスタオルを丸めたものを足首の下に置き、足首を角度を補助してあげてください。
※ベッドの硬さ・柔らかさのおすすめは↓【脊髄損傷者の「拘縮」①予防のうつ伏せストレッチ】↓をご参照ください。

2、クッションを両腕の下にいれる

左右1つずつ、クッションを手(~手首)の下に入れます。手は「Good」を作り親指が天井を向くようにしましょう。肩の力を抜いて、胸が開かれてストレッチされているのを感じてください!

135度/180度バージョン

アームクロックは、腕の挙げる角度などを変えて何種類か行っていただきたいストレッチです。

両腕を斜め上にあげる135度
耳の横まであげる180度

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この時は、クッションを肘の下あたりにいれると行いやすいです。
親指はもちろん「Good」を作り天井に向けます。
ご自分のやりやすい、リラックスしやすい、肩に力が入りにくい角度で行ってみてください。

肘曲げバージョン

肘が曲がってしまったり、肘関節の拘縮があり伸ばすことが難しい方、肩に痛みが出てしまってできない方は、肘を曲げて行う方法もおすすめです。

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肩の角度を90度、肘の角度を90度に曲げて行います。
手の下にクッションをいれます。肘より手の位置が高くなるので、自然と胸が開きやすくなります。
この時も「Good」で親指を天井に向けるのをお忘れなく。

今回使用しているクッションは上記ページより物販しています。
もちろん、ご自宅にあるクッションや枕、布団などを上手に使って代用して行ってください。
ポイントは、
軟らかいけど、沈みすぎない。
全体的に沈むので1点に圧がかからない。
底着きがしない。

アームクロックは、「姿勢不良」が気になる方におすすめのストレッチですが、うつ伏せの姿勢になるので、股関節・膝関節の拘縮へのストレッチ効果も期待できます。
ぜひ生活一部にストレッチする時間を取りいれて、身体を整えていきましょう。

サポートよろしくお願いいたします。サポートくださったお金はすべてJ-Workoutでトレーニングをしてく脊髄損傷の方々のトレーニング費用として還元させていただきます。