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映画「ザ・ファブル2」の撮影に参加して

来月公開の映画「ザ・ファブル2」の撮影を脊髄損傷者専門・車椅子操作のアドバイザーとしてお手伝いしてまいりました。
※この記事に現在公開されている以上のネタバレは含みません。
↓公式ページ↓

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来月公開です。
ぜひ、観ていただきたいです。ストーリーを満喫していただきたいですが、車椅子ユーザーの方は、ぜひとも、車椅子の操作などにもちょっと気にして観ていただけたら嬉しいです。
公開される前に言ってしまいますが、

女優さん、俳優さんたちの飲み込みの速さ、さすがプロでした。

最初はぎこちなくても、一言、「こういう感じ」と伝えると、まるで以前からやっていたような動き。さすが、プロです。

お手伝いした内容は、

介助側として車椅子ってどうやって扱うのか?
車椅子ユーザーはどう車椅子を操作しているのか?

と言った、当事者の人たちにとったら「普通」や「いつも通り」の動きってこんな感じ。というアドバイスをさせていただきました。
あと、ロフストランドクラッチの使い方も!

J-Workoutには、「車いすインストラクター車いす操作を指導できるインストラクターの要請講習会」を受講しているトレーナーもおり、一般の車椅子ユーザーにも車椅子の操作をアドバイスしています。

公園

【車椅子に乗った平手さんを押す堤さん】※予告映像より

講演

【車椅子に乗っている平手さん@公園】※予告映像より

出演している女優さん、俳優さんたちにはもちろんですが、舞台裏のスタッフの皆さんにも、

車椅子のブレーキの仕方
車椅子のたたみ方・開き方
フットレストをたたんだり、戻したり
車椅子の漕ぎ方(スムーズな手の動かし方、坂、砂利道、室内等)
介助の方法(普通に押す、坂の上り・下り、段差等)
など

普段、車椅子ユーザーの方々と一緒にいると、「当たり前」と思っていたことが、

当たり前じゃなかった

発見がたくさんありました。でもこれを機に、今回関わった方々が「車椅子」や「脊髄損傷」を知ってくれたことが非常に嬉しいです。

サポートよろしくお願いいたします。サポートくださったお金はすべてJ-Workoutでトレーニングをしてく脊髄損傷の方々のトレーニング費用として還元させていただきます。