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ダイエットと体重減の違い


結論、体重減を目的にしたダイエットは満足につながらないと思っている。
「なんか違う」感があるのだ。

体重減は目標か


多くの人が体重を落としたいと考えるのは、見目麗しいカラダを手に入れ、服が似合うようになったり、異性によく思われたりといったその先があるからだと思う。

ここからは完全に自分の話だ。

「体重5キロ減」
そう銘打って、
何とか米を抜き晩飯を抜き、2か月飲みの誘いを断り、普段聞きもしないK-POPの音楽に合わせて奇怪なダンスを踊り続けて体重が目標値を迎えた。

ところがわっしょい(引用:滝音)、実際に目標に設定した体重に到達し、鏡を見上げれば変わったのか変わらなかったのかよくわからないカラダが「どうですか?」なんてカオをしている。

そんな違和感を押し殺して、一応目標は達成したから、これで終わりだ、と、新大久保にサムギョプサルを食べに行くのだ。
来年には同じ目標を立てることになるだろう。

真の目標は体重減だけで達成できるのか


体重減は目標のための1つのベンチマークに過ぎない、と考えるようになり状況は好転した。
何度「ダイエット」をやっても体重は減るものの、運動不足の体にぶら下がった駄肉が表情を変えることはなかったからだ。

体重をベンチマークにすること自体に異論はない。ただ、そこに「筋肉量」も加えることで、考え方が一変した。

「筋肉量」を増やすために、重いものを持ちあげ、米を食い、
「体重」を落とすためにアブラモノを控え、朝散歩するようになった。

ベンチマークとした体重に数値が到達する前に、自分の目標に体が近づいていくのをひしひしと感じながら気分よくダイエットを行うことができた。
人生で初めて腹筋は割れたし、明らかにスーツ・シャツが似合うようになった。

筋肉量を増やせ


多くの人に欠如しているのは「筋肉量」に対する考え方だ。

巷にあふれかえっている情報が正しいかどうか判断するのは難しいが、「筋肉量」に対して肯定的に作用するものかという観点は、自分の真の目標に近づくためのダイエットの手段を判断する一つの基準になるだろう。

気づけばこうやって「脳筋」が出来上がっていくのである。

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