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花粉との戦い~プロローグ~

スナドリは花粉症である。
それも重度で、ヒノキ・スギだけではなく
全ての花粉症に反応するため年中鼻がアレルギーを起こす。

アレルギー検査報告書というのがある。
MAX6クラスあるなかで
ヒノキ(2)
スギ・カモガヤ・オオカワガエリ・ブタクサ(3)
ハンノキ・シラカンバ(4)
となっており、飛散する月別に見るとスギ・ヒノキはご存じの通り
1月~6月くらいまで、ブタクサは8月~11月、
12月にはスギがもう一度飛散し始めるので、本当に年中逃げ場がない。
沖縄は花粉がほとんどないので、一度は移住を考えたほどだ。

日常的に鼻が詰まっている状態が長年続き、何なら目も痒い。
自制が効かない小学生の頃は親に花粉用ゴーグルをつけさせられたものだ。
鼻が詰まっていると医者に言われたところで、そんなこと知ってるし
詰まっていない状態を知らない。
一番付き合いの長い家族とも言える。笑

もはや薬は飲むと眠くなるくらいの
強いものしか反応しなくなってきている
悪循環でしかない重度の花粉症だ

ちまたでは花粉の少ないまちづくり
というのもあるらしいが
スナドリが、生きている環境では
なかなか難しいようだ

いいや、困っているのはスナドリだけではない。

花粉症による経済損失は1日あたり、2340億円という試算もあり
日本という国が花粉に悩まされ、今や国民病などと呼ばれているではないか。

花粉症対策には服薬の他にさまざまな種類があるようだ。
ちょっと調べただけでも

・舌下免疫療法
・鼻をレーザーで焼く
・こまめに鼻うがいする

これらが出てくる。
スナドリの妻も重度花粉症。といってもスギ・ヒノキのみだが
毎年飛散する春先のシーズンには
いびきをかいてしまう。しかもとてもうるさい。
妻は気にしたのか2年ほど前、鼻をレーザーで焼いた。
レーザーの種類は、一番弱い炭酸ガスレーザーだったそう。

その効果はいかに。

1週間程度は鼻が詰まったらしいが、その後は鼻がすっと通って
花粉に反応していないらしい。いびきもすっかり良くなって
スナドリもよく眠れた。いいな炭酸ガスレーザー。

通常1年~2年で焼いた効果は弱まるので
クリニックでは、再度焼くことを推奨していたという。
が、しかし、妻は2年経過した今でも特に不自由なく過ごしている。
大体の費用は1回の手術で2万程度、検査等の費用を含めて初回は3万程度かかる。

そんくらいで、服薬しなくてもいいなら、
スナドリもやるか!
鼻を焼くのは痛そうだが、試みることにした。
唯一の花粉オフシーズンである7月を狙う。

予約を取ったが、手術は3か月待ちである。
善は急げ、だと実感

クリニックの院長は
クセが強い話し方で博学で天才そうな話し方がいかにも医学者という感じ
かなり早口言葉で、説明が聞き取れなかったが
看護師からはちゃんと説明が聞けた。よかった・・

「年中花粉症なのは間違いないから、いいサンプルになるな。あと鼻がめちゃくちゃ腫れているぞ。はい、これプレゼント。」

院長から言われ、鼻腔内の記念写真をもらった。
記念に写真をプレゼントするのはこのクリニック特有のやり方だろうか。
スナドリネコの鼻腔内は狭く真っ赤だった・・・

3か月後に手術を受けたら
また経過を書きたいと思う。

スナドリ

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