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読書

本を読むんだから「本読」だろう。
と思う時もあるが、やっぱり「読書」は読書。

小さい長方形の本の中からは楽しい世界や苦しい世界、広大な宇宙の話や小さな細胞の話し、悲しい話や笑っちゃう話。
文字の織りなす言葉は人の心をどんな姿にも変えてしまう。

時には、心を締め付けられ、折られ、踏み潰される。そして時には暖かくなり、豊かになり、解放される。

本の持つ力は人間の心を変え、意識を変え、行動を変え、世界を変える。

この四角い紙の束が、ただの文字の集まりが天下の人間様をいとも簡単に変えてしまう、使い方を間違えばとんでもないことになるかもしれない。

良い使い方をすれば、心が豊かになり、感性が高まり、自分も、周りの人も幸せにできるかもしれない。

読書の意味を調べると
書物を読むと書いて読書らしい。

誰かが書いた書物を読む。
その誰かもまた人の書いた書物を読む。

言葉や文字は体の中を巡り、知となり知識となり、知恵となる。
その知恵を後世につなげ、それがまた後世につながってゆく。

読書は心を落ち着かせてくれる。
文字の波に身を任せ、どこまでも流れていきたい。その流れに身を任せてどこまでも遠くに行ってみたい。
心の奥底にある、自分に出会えるかもしれない。奥の奥にはどんな気持ちが、どんな自分が待っているのだろう。

まだ見たことのない世界が本の中にある。

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