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【読書記録】餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

久しぶりの読書記録記事です。
今回は「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」です。

どんな本?

ジャンルとしては会計の本です。
タイトルの雰囲気からわかるように、堅苦しい本ではなく初学者の人が読んでも楽しめる内容でした。

この本はストーリー形式で話が進んでいきます。
経営の傾いた会社を立て直すため、会計知識のない新社長が経営コンサルの力を借りつつ奮闘するという内容です。

取って付けたようなストーリーではなく、ちゃんと起伏があって読み物としてしっかりしています。(会計抜きでも読んでて面白い)

会計が経営にどのように役立つのか教えてくれる1冊

以前、私が日商簿記の勉強をしていたとき感じたことなのですが、
「簿記の資格勉強だけだと、仕分けや計算のルールは覚えられるけど、経営にどう役立つのかイマイチわからないなぁ」と思いながら勉強をしていました。

この本はそのモヤモヤを埋めてくれる1冊でした。もし、簿記の勉強をされている方がいれば副読本として読んでみるのも良いと思います。

逆に、簿記の知識があるとこの本をより楽しめると思います。
(予備知識無しでも十分読める内容の本ではあります)

ITシステムをやっている人には続編もオススメ

今回読んだ本には続編もあります。

私は「美容院と1,000円カットでは、どちらが儲かるか?」の方を先に読んでしまいました。

続編は、会社に情報システムを導入しようとして失敗してしまい、前作も登場した経営コンサル助言のもと、またも奮闘するという内容です。

私は業務で会計系システムを扱っているので、非常に参考になる一冊でした。

ITをやっている人なら、私のようにこちらの本から読み始めるのもありかもしれないですね。


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