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1人でラオスへ陸路越境をパワーでやってみました。

軽いノリでラオスに行ってしまいました。

こんばんは。まだぎりぎりティーンでいられて嬉しいです、たなかかのんです。


ラオスに行こうと思ったのは、陸路で国境を越えてみたかったから!



っていうのは、少しだけ建前で、
ラオスに行ったのもそこまで軽いノリで行ったわけでもなく、
陸路で国境を越えてみたいというところには変わりはありませんが、
本当の目的は難民の実態を理解するためです。


ミャンマーからタイに来ている難民はとてもたくさんいるんですが、日本に住んでいると、陸路で国境を越えるというその世界観がどうしても想像できません。


国境で見える景色ってどんなものなのか、本当に国境って簡単に超えてしまえるものなのか、それを本当に見てみたいと思ったからです。


それで、タイで対面での予定が入らなかった1週間でラオスに行ってみることにしたんです。


ということで、陸路でどうやって行くべきなのか日本にいるときから調べに調べつくしたわけです。

ただ、本当にこういうのあるあるですが、

まじで、情報がない笑笑


コロナになってから変わったみたいな情報はあっても、本当にそれ以上がないんです。誰もそういう手段で行かないから。
ということで、掲載しておきます笑


まず、首都ビエンチャンを目指したわけですが、バンコクからの行き方は2通り。

・バンコク→ビエンチャン(1本で)
・バンコク→ノーンカーイ(タイ国境地域)→タナレーン(ラオス国境地域)→ビエンチャン


乗り継ぎが多いとはいえ、安いほうを選ぶのか。
乗り継ぎが少ないとはいえ、少し高いほうを選ぶのか(飛行機よりかは圧倒的安い)。

という問題。


じゃあもう当日予約しようということで、バスターミナルに早めに向かったわけです。


で、購入できたのは、後者のこれ。バンコク→ノーンカーイ(タイ国境地域)→タナレーン(ラオス国境地域)→ビエンチャン。


いや、行けるんかよっていう乗り換えの数なんですよね笑


とりあえず、バンコク→ビエンチャンまで直で向かえるカウンターに並んでいた前のおばちゃんがビエンチャンまで向かうということですが、同じく席がなかったので同じ経路をとるという話を聞き、とりあえずついていけばビエンチャンまでは行けることになりました。

そして、バスもなぜか隣の席になりまして、乗り込みました。



バスっていうのは、夜行バスのことなので、夕方に動き出すということで待っていると、スコールが来て、ちょうどバスに乗るタイミングも大雨でした。

バスには、飲み物とお菓子がついていました。

バンコクからラオスとの国境地域、ノーンカーイまで8時間くらいの旅がまずスタートしました。

タイ国内は、比較的強めの4Gあるいは5Gが飛び交っているので、問題なく過ごせました。

途中の街でトイレ休憩がありましたが、置いていかれるのが怖すぎて秒で済ませてかけこみました。

なんかチケットをもらいましたが、英語を誰も話せないので、ルールもわからず使用することもないチケットでした。



お土産買ってきなよ的なことをタイ語で言われて、バスから降りて買いに行ったわけですが、ルールがわかってないので、説明もできず英語も通じないので聞くこともできず、していると、バスが動いている気がして、めっちゃ焦って走っていったら隣のバスでした。

びびってほぼ半泣きでしたが、もうおとなしくバスに乗り込みました笑


朝5時くらいに無事ラオスとの国境の街、ノーンカーイにつき、おばちゃんと、トゥクトゥクに乗り換えて国境の検問所まで行きました。
到着したのは5時半くらいだったので、検問所は6時からしか空いておらず、待機していました。



6時になり、検問所があいたので、歩いて検問所まで行きました。

空港での手続き比べてまじで一瞬で通過して出国し、タイとラオスの国境にかかっている橋を走る国際バスに乗り込んで、タナレーンに到着しました。

バスの中でめちゃくちゃ雨漏りしてました笑

そこで確か、20バーツ入国税を払って、無事ラオスに入国しました。

ラオスではタイでのバーツを使えて、そのおつりはラオスの通貨キップで帰ってくるという不思議な世界線のもと、無事滞在先のホステルに到着しました。



着いてすぐに衝撃を受けたのは、トノサマガエルみたいなカエルと、カタツムリがペットボトルの中に入れられて売られていたことでした。
朝から少しショッキングな光景でした。


ラオスからタイまでは予約していたわけでもなかったので、同じ方法でバスで帰るか、鉄道で帰るか迷いましたが、ホステルで同じ部屋に泊まっていたおばさまが一緒にタイまで行こうということで、鉄道での陸路越境を提案し、鉄道で越境することになりました。


ホステル→ラオス側の国境地域タナレーン行きのバス停までトゥクトゥク
→タナレーン駅までバス
→タナレーン駅(ラオス)→ノーンカーイ(タイ)の国際鉄道
→ノーンカーイからバンコクまで夜行列車

みたいな感じです。


調べたところ、タナレーン駅までバスでいけるとは書いてませんでしたが、
ホステルで一緒の部屋だったイングランドのおばさまと、たまたまホステルの同じだった台湾人とブラジル人の女子大学生と一緒に行くとのことで、
とりあえず着いていこう精神でバスにも乗りました。

やはり、タナレーン駅まではバスが出ていないということが、バスに乗っている途中で発覚し、途中で下ろしてもらい、ソンテウ(トラックの荷台に載るタイプの車)を捕まえて駅まで行ってもらいました。

駅に行くと、自分たちしかいないままイミグレの申請をして、列車が来るのを待ちました。時間が経つにつれ、少しだけ人が増え、多分奇跡的に一人だけ男性の日本人の方がいらっしゃり、列車に乗り込みました。

もちろん、時間は30分遅れくらいだったかな。


ホステルから一緒に行ったイングランドのおばさまは、孫が生まれるということで、なぜかラオスで爆買いして、大人一人入るんじゃないかというレベルのスーツケースともう一つ海外用レベルのスーツケースを持って、駅員さんや、ドライバーに頼んで荷物を運んでもらっていました。たくましい。


そして、列車で国境(普通の川なんですけどね)をこえ、無事入国しました。


バスでも、列車でも国境を越えられたのは本当に貴重な体験でした。お世話してくれたみなさんには感謝ですね、

ネットの情報も何もないなんて、今の社会あり得ない感じですが、それでもなんとかやっていけるそのワクワク感最高ですね。


この記事が誰かの参考になったらすごく嬉しいです、笑

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