ただのメモ書き
少し前から気になっていたゲストハウス君彩家。
弾ける笑顔とオン眉がよく似合うオーナーのおさやさんが運営するゲストハウス。それが君彩家。今年の元旦にオープンしたらしい。
できたてほやほやの2月、ここで開催された超おもろカオスなイベントに参加してきた。
それがこちら↓↓↓
当日せっかくならと、一緒に大阪にいたさきを連れて君彩家に遊びに行った。見慣れない駅名、慣れない人の流れの中を、相変わらず苦手な乗り換えとともに目的地に向かった。
新しい場所に向かう、初めましての人に会うために、慣れない道を進むのは、いつもワクワクとちょっぴりの緊張で心と足が早まる
君彩家に着くと、玄関外に日本一周と書かれたバイクを発見した。この4文字への期待と興奮がえげつなかった。玄関をくぐると、おさやさんと金髪のお兄さんが快く出迎えてくれた。
「旅人飲み会に遊びに来ました!」と告げた後、500円を渡しジンジャエールと名前が書かれたガムテープを渡され、「みんなが来るの待っててね〜」と一言添えられた。
みんなって誰だろうと思いつつ、キョロキョロソワソワしていると、2階から賑やかな旅人たちが降りてきた。
ビールーサーバーを担いだ旅人が場を盛り上げ、その周りには沢山の旅人がいた。マジックをする旅人、素敵な写真を撮りながら日本一周している旅人、チョコレートの被り物をつけチョコのお裾分けをしてくれる旅人、リヤカーを引きながら日本一周している旅人。見た目も話し方も強インパクトな旅人が楽しそうにワイワイしていた。自分達が帰るちょっと前に人力車で旅をしている旅人にも会えた。
乾杯の後小さなあの空間で、旅人が自分の芸を披露したり、旅の話や過去の話を繰り広げたりした。私はうんうんと話を聞き時々チョコをつまんでいた。さきはカメラの話をしてたっけかな。
とってもカオスで、とってもエネルギーに溢れてていたあの空間はただただ楽しかった。全員が全員の個性を純粋に受け入れていたように思えた。思えたんじゃなくって、たぶんそうだった。
旅や生き方には正解も間違いもない。(法律や規則はもちろん守ったうえで)100人いたら100通りの生き方があるのはあたりまえ。ただ、そのあたりまえを「ほうほうそんな道もあるのかぁ~」ってスッと受け入れられる人は一体どのくらいいるのだろうか。またして、私はそんな寛容な人間なのだろうか
少なくともあの飲み会の場にいた旅人は、自分の知らない世界をあたかもあたりまえかのように受け入れ、自分と違う世界にいる人をいい意味で面白がり、どんどんその世界に侵入していた。その逆もしかり、自分の世界に他人を容易く受け入れ虜にさせていた。
旅がそうさせているのか、果たしてもともとのその人たちの性格がそうであるのか。真相は分からないけれど、あの場にいた旅人の共通点は旅であるから、きっと前者であると勝手に思ってる。
旅は偶然をデザインするみたいな言葉をどこかで見たことがあるが、旅は良くも悪くも偶然に出会い、それを受け入れるほどの大きな器と余裕が旅人には求められるんじゃないかなと思う。旅をすればするほど、たくさんの偶然に出会う(=デザインする)からもちろんその器はそれが収まりきるくらいのビックサイズでなければいけない。だから、極端な話、あの飲み会にいた旅人は、旅を軸に生きている人たちであり、そこら辺にいる普通の人とじゃ比べ物にならないくらいのバカでか器持ってるんじゃないかなと。
言い方は雑だけど、なんでもウェルカム♪みたいな人がうじゃうじゃいる世界、つまり旅が日常にある世界は、シンプルに平和で素敵な世界なんじゃないかなって思った。あの飲み会が縮図みたいな感じ。
全てを受け入れなきゃいけないんか!って言われたら、そうそうなんて容易く適当なことは言えないけど、、無理に受け入れる必要もないしね。ただ、受け入れられた方がたぶんおもろいしなんか得した気持ちになる気がする。
旅で世界をもっと素敵にををよく考えていた時期に、旅で世界って本当に素敵になるのかもって思わされる出来事だったのでnoteにしてみた。
*勝手な解釈&滞在時間2時間くらいで思ったことを忘れたくないがゆえに書いたのでほうほうこんな考えもあるんだって感じで読み終えてくれたらなと思います。
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