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拝啓、目を覚ましたら見知らぬ世界にいました。

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ある高校に入学した小川楓。彼女はキッラキラの高校生活を送るため、毎日の楽しい生活を送っていた。しかし、ある日のこと、突然見知らぬ世界に飛ばされ、その世界の住人(イケメンくん)と共…
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第5話「違いました」

 「連れてきました」
 
 そう言い、私とカエサルはあの男を連れてアイウスの元へ来ていた。
 
 「そうか」
 
 彼はいつも通り、天の声みたく言うと、突如として私たちの後ろに現れる。
 
 「もお~、その登場の仕方、驚くんだけど。何とかならないの?」
 
 「残念だが、それはできない」
 
 「あっそう」
 
 「ところで、“歴史上の特異点”となる人物はどこだ?」
 
 「この人です」
 
 そ

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第4話「発見‼」

 先程の小さな村から数分歩く。

 

 「疲れた~」

 

 道端にあるベンチに私は腰掛ける。

 

 ーーえ? ベンチ?

 

 「わぁっ‼」

 

 急いで立ち上がると、そこには『ペンキ塗り立て 座るな』と書かれていた。

 

 (最悪・・・・・・。ってか、この時代にこんな物があるということは、相当時空が歪んでいるんだ・・・・・・)

 

 内心、改めて時空の歪みを実感していると

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第3話「え⁉ 告白⁉」

 ローマを出て、少し歩いた先。

 

 そこに、一つの小さな村があった。

 

 「小さいですね・・・・・・」

 

 「ああ、そうだな。探すか、“歴史上の特異点”となる人物を」

 

 「はい」

 

 私たちは小さな村に入っていくと、そこもまた、時代が入り混じっていた。

 

 ある住宅は、古代ローマの時。 

 

 ある住宅は、中世ヨーロッパの時。

 

 ある住宅は、現代。

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第2話「冒険前夜」

 「え? 君、ここの時代の人じゃないのか?」

 カエサルはこの時代ではあり得ない飲み物を飲み、言う。

 「ええ。ふと眠っていたら、突然この時代に来ていて・・・・・・」

 私は彼にこれまでの経緯を話す。

 「そうか・・・・・・。てっきり、ここの時代の人かと思ったが。そう言えば、私の国で一つ気になることがあってな」カエサルは腕を組み、背もたれに寄りかかる。

 「それは・・・・・・?」

 「

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拝啓、目を覚ましたら見知らぬ世界にいました。ーーあらすじ

拝啓、目を覚ましたら見知らぬ世界にいました。ーーあらすじ

【あらすじ】ある高校に入学した小川楓。彼女はキッラキラの高校生活を送るため、毎日の楽しい生活を送っていた。しかし、ある日のこと、突然見知らぬ世界に飛ばされ、その世界の住人(イケメンくん)と共に急遽生活を送ることに!
笑って泣ける、そんな異世界ラブコメの始まり始まり~!

【各話リスト】・プロローグ
 

・第1話

・第2話

第1話「この世界はどこ⁉」

 「ここが君の部屋だよ。好き勝手に使って良いよ」

 彼――カエサルがそう言い、扉を閉めて去る。

 内装は荘厳で、一人で住むには広すぎるな、と思う。

 そして、何と言っても。

 私の、この服装。

 私は鏡を見て、煌びやかなドレス姿を見る。

 どことなく中世ヨーロッパを想像出来そうで、まるでどこかの王国の女王になったみたい。

 その状態で、私はベッドに寝転ぶ。

 ――ふかふか。

 い

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プロローグ

 一
 
 ふわぁ・・・・・・。

 目覚ましを止めて、私は学校に行く支度をする。

 私は小川楓。

 四月から高校に入学し、これからキッラキラの高校生活に送ろうとしている女子高生!

 これからどんな生活が待っているのか、私はそんなことを毎日思いながら高校生活を送っています!

 「行ってきまーす!」

 私は家の奥に聞こえるよう、声を大きくしてから家を出る。

 ふんふん。

 鼻歌を鳴らし

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