名称未設定-1

アクセシビリティについて考える

先日「春のアクセシビリティーLT&雑談ナイト! 」というイベントに参加してきました。
▽ イベントページ
春のアクセシビリティーLT&雑談ナイト!

正直これまでアクセシビリティについて考えることってあまりなかったのですが、今回このイベントに参加して実際に当事者の方々とお話をすることで、日常の中にあるさまざまな問題や課題について考えるきっかけになりました!

イベント参加して印象に残ったことををざっくりまとめます。


1.ロービジョン者向けのノート「KIMINOTE」

普通のノートだと、線が薄く見えないので、ロービジョン者向けに開発されたのノート「KIMINOTE」。
線の色が太く、濃くしてロービジョンでも見やすいように。表紙のデザインも、コントラストを強くしたり、イラストの枠線を太くしてはっきりくっきりさせ、デザインがわかりやすいように工夫されていました!
▽ KIMINOTE
KIMINOTE - ノートを開く、世界を拓く、KIMINOTE で。


2.クラウドサインの活用

契約のとき、紙の契約書だと条項が読めないので、人に呼んでもらわないといけない...
契約書の長い文面を人に読んでもらうのは、聞き手読み手も大変そう...
電子化が進めば、スピード&安全性がアップ!
実際にクラウドサインを使用している方々からは、評価上々とのこと。


3.オフィスのアクセシビリティ化

今回イベント会場となった会社は、全盲のスタッフの入社をきっかけに、エレベーターやトイレ、会議室、備品に点字ラベルを貼り付け。通路の障害物の除去。
みんなが気持ちよく働けるオフィスへ(すばらしい!!)

4.コントラバス奏者が感じる街のアクセシビリティ

大きなコントラバスを持って移動をすると街の中でアクセシビリティが進んでいるところ、進んでいないところがよく分かるらしい。
駅のエレベータの配置場所やデパートやスーパーの道幅などなど。
これは普段生活していても不便と感じることが多々ある!
ご年配の方や怪我をされた方にも重要なことだと思うし、もっと親切な構造にできることあるはず。


5.色覚多様性レビュー会

色面の色を変え、グルーピングを感じられるようなサービス概念図を作成し、色のシュミレーターでは確認して問題なく感じたが、実際に当事者に見てもらうと、隣り合う色面の色の違いを認識してもらえなかったとのこと。
やはり実際に使い手に見てもらいレビューしてもらうことが大事!


-----

話全体を通して感じたことは、当たり前のことだけど、やはり大事なのは「使い手の視点」で考えること。

いくら思考錯誤しても当事者にはもっと違った意見があるかもしれない。
上記でも書いた、「KIMINOTE」「色覚多様性レビュー」のように当事者でないと気づけないことばかりだと思いました。

webアクセシビリティについては知識がなくまだまだ理解が足りないことばかりなので、自分の身近なことからもっと理解を深めていこうと思います!


この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?