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「オーストラリアでグラップリングの大会に出てきた話」と5/28〜6/3の日記

お知らせ

2023年2月よりオーストラリア メルボルンへ移住。現在はMBA取得に向けて大学院に通いつつ、Absolute MMAというジムでグラップリング/ブラジリアン柔術の練習に励んでいます。
noteには、メルボルン生活をより充実したものにするため、日々をより意識的に過ごすために毎週ちょっとした文章と数枚の写真とその週の日記を投稿しています。
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今週の文章と写真は「オーストラリアでグラップリングの大会に出てきた話」
です。

今週の文章「オーストラリアでグラップリングの大会に出てきた話」

日付的には今週の日記に載せている期間の翌日、6/4にオーストラリアでADCCメルボルンオープンという大会に出場してきました。今回の出場階級は70キロ級、ヒールフックなども含めたほとんどの技が解禁されるプロフェッショナルというクラスで出場してきた。

大会について

参加者数もあまり多くないので、ADCCという冠だけついた地方大会かなと思っていただが、現場に行くと何人か見たことがあるADCCの運営/審判員の人もいたり、壁には大きくADCCのロゴが描かれたボードも飾られていたりで一応ちゃんとした大会なんだなと気合が入った。けどもう少し参加者数が増えてもいいのにな、とは思う。最終的に全体の参加者はビギナーなども含めて78名。70キロと76キロのプロフフェッショナルがそれぞれ6名のエントリー。マスターは試合が成立しなかった。

前回のレスリングの大会でも書いたが、アマチュア競技は審判員の育成がめちゃくちゃ大事。ADCCはその点にしっかり力を入れていて、このあたりの徹底具合が単なる王族の遊びからグラップリング最大規模のイベントになった秘訣かなと思う。ADCCの審判になるには難しい講習を突破する必要があり、おそらくこういう地方大会が新人の審判の育成の場になっているんだと思う。しっかり中央の運営の人も顔を出しつつ若手の審判に試合を任せるあたりはやり方が上手いと思った。IBJJFとJBJJFは逆に規模が大きくなりすぎて審判の質の低下がよく言われるのでこのあたりの改善を頑張ってほしい。

場所はメルボルン郊外にあるジョンドノヒューBJJ(ジョンダナハーではない)というジム。前回のレスリングの大会もそうだったが、田舎のジムは倉庫をぶち抜きでマット敷いて更衣室とトイレを置いて作っているジムがほとんどで見通しがよく広く感じる。マットは競技が2マットと、ウォーミングアップエリアが1マット設置されていた。

試合の感想

自分の階級は最終的に出たり入ったりがあって6名中3名が同門、もう1名もよく出稽古にくる選手で実際はほぼAbsolute勢で占められていた。そんな中だから仕方ないが、初戦の相手もその後の3位決定戦の相手も同門で自分も相手もやりづらさを感じながらの試合だったと思う。試合の反省点は前回同様有料部分に置いておこうと思うが、前回のレスリングの試合から取り組んだことが出せた部分もありつつ負けてしまったのはやはり悔しかった。

試合に向かうメンタルとしては悪くなかったと思う。逆に、練習の時に詰めてない部分が出てしまったので、練習でできてないことは試合でもできないことを改めて認識しつつ、練習でもしっかり心を鬼にして取り組んでいきたい。

今週の写真

今回も試合がメインだったのであまり写真は撮れてないですが何枚か載せておきます。実はvLogにまとめるつもりで朝向かうところのビデオなどは撮っていたのですが、自分が試合に出る時は中々難しくそういう部分も反省でした。次は6月24日に今成柔術のアーロンと一緒にクイーンズランド選手権に出ます。今回と違いIBJJFルールの帯別の試合なので、言い訳しないようしっかり詰めて練習していきたいと思います。

上から攻めてるのがジェイコブくん。トーホールド×2とヒールフックで優勝。強い。
後ろから攻めてるのがいつもよくしてくれてるジェイデン
ラクラン親子
右側がだいぶ天然な感じするけどいいやつのジョシュ

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