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ワクチン1回目を受けた話し

気がつけば、 #夏
お久しぶり。
みぞれがチラついた5月はまだ冬物のコートを羽織る日もあったけど、
見上げればさんさんと太陽。
最高。
サマーハズカム!

夏が来た+ロックダウンの緩和で、
昨年 #ベルリン にやって来た時に近い街の景色が返ってきた。
嬉しい。

そんな中、唐突に #ワクチン を接種した話し。
日本との温度差がいまいちわからないけれど、
ベルリンはたぶんワクチン争奪戦の形相になっていて。
(たぶんというのは私が全く興味も危機感もないから)
「6月1日に予約取れたから行くよ」
と、争奪戦をするりと攻略したあつとに言われたのは、
接種日のほんの数日前。

「へ?」

とれたのは #アストラゼネカ
呑気な私でも、なんとなーーく、
「安パイはファイザー、アストラゼネカはちょっと怖い」
という中途半端な情報の中での意識。
おまけに注射は大嫌い、海外で初め受ける医療行為、副反応への懸念、と、
変な緊張と不安しかなくとにかく気が重かった。

会場が少し遠く、当日は電車とバスを乗り継いだプチトリップ。
長い長いロックダウンでほとんど引きこもり生活をしていたから、
これは気分が晴れてちょっと楽しかった。
(バスが2階建てで迷わず2階へ乗ったくらいには楽しんだ)

着いてみれば爆音で音楽の流れる会場、
苦労して用意した書類もチラ見程度、
#フェス か?」と思うような雰囲気、
手を伸ばせば取れる場所にガバッと置いてある注射器の束、
極めてラフな感じの医師?看護師?の方々。
やりとりもなんとなーくこなせて、左腕にぷすり。
外で15分くらい座っておくよう言われ、
大きく手こずるようなこともなくサクサクと終了。

打った箇所に、軽い筋肉痛のような痛みは感じるものの、
特に目立った副反応の様子もなく、
「あれ、余裕だった」
と眠りについた夜。
悪夢は数時間後に始まる。

はっと目覚めた深夜、寒い。めちゃめちゃ寒い。
体温測ってないけど、体感的には確実に38度超えの体の熱さと倦怠感。
頭もぼーっと重い。
隣でも同じく「寒い寒い」と言っているあつと。
やられた。夫婦でやられた。撃沈。
そこから眠れず、一瞬の浅い睡眠を何度も繰り返して一晩を過ごし、
翌日は丸一日ぐったり寝込む羽目に。
体調を崩してもかろうじの食欲くらいはいつもあるのに、
この時は食欲も皆無。
夜にやっとアイスクリームとエナジードリンクを摂取して、
少しだけ元気を取り戻す。

その翌日は、多少の違和感くらいは感じるものの、ほぼ復活。
重めの風邪というか、軽めのインフルというか、それくらいの威力だった。
これは2回目が恐怖でしかない。
ちなみに、平均的には女性の方が #副反応 が強いようだけど、
うちはあつとの方がより辛そうだった。

感染率がこのまま下がり続けてくれたらいいなぁ。
ついでに、接種率が上がって日本への渡航条件が緩和されたらいいなぁと、
淡い淡い期待。


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