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じわりじわりもふぎゃー未満

在ドイツ日本大使館から、いろんなお知らせメールが届くようになってるのね。
いつどこでデモがありますよーとか、
いつ何がストライキですよーとか、
こんな事件があったので注意してくださいねーとか。
最近、コロナ関係のメールがまた増えてきて、
日常の中で忘れてしまいそうになるけどまだまだ真っ只中なんだよなって。
10月20日、ベルリンのコロナ新規感染者数が過去最高の822人とのニュース。
じわりじわりと規制も増えて?強く?なってきていて、
あぁもしかしたら第二波のロックダウンくるかもねーと、
ストックできるものを少しずつ買い置きし始めた昨日。
水、トイレットペーパー、保存のきく食品、とか。
(買い占めはよろしくないので夫婦で1週間〜10日程度過ごせる量ね)
東京で緊急事態宣言が出る直前頃、
トイレットペーパーがなくて12ロール数千円をポチりそうになった日が、
昨日のことのようにも遥か昔のことのようにも感じる不思議な感覚。
(トイレットペーパーが無くなりそうって本気で絶望するのねw )
ふらっとカフェに行くとかもそろそろできなくなんのかなー。

私はパリへ行きたい。(唐突)

東京から実家の宮崎へ帰る感覚で、
「ちょっくらパリ行こ」ができる距離にありながらそれができない。
ついこの間のファッションウィークだってすぐそこだったのに。
ドイツへ来たものの、ベルリンからまだ一度も出ていない。
フランクフルトもデュッセルドルフも一度は行ってみたい。
イタリアでパスタ三昧もしたいし、
スイスに眠るシャネルのお墓も行きたい。

2年とも3年とも言われているこの戦い。
無事に12月でVISAがおりたとて、
あちこち巡ることができるのはまだちょっと先なんだろう。
14日間の隔離義務があるうちは帰国する気はないけれど、
そもそもVISAがおりるまでは日本へ帰ることもできない。
またEUへ入ることができなくなるからね。
だがしかーし。
ありがたいことにお家がとても快適で、言うほどふぎゃーとはなっていない。

古い建物がとても多い街。
常に自然災害や湿気と闘っている日本の建物より、老朽化は緩やかなのかね。
今のマンションはベルリンの壁崩壊後に建ったらしいので、
日本の感覚で言うとそれなりの年数が経っているけど新築の部類に入るらしい。
確かにとても状態が良い。
この間は大家さんと共に庭のお手入れの方が来たり、
外窓のお掃除の方が来たり、
きちんと手入れをされているいい建物なんでしょうね。
ちなみに月一で部屋のお掃除の方も来てくれる。
これがとーっても助かっていて。
お掃除してもらえることももちろんありがたいんだけど、
掃除用品も洗剤類も水質も日本とは違って勝手のわからないことを、
毎回色々教えてもらってる。
(おまけに私の拙すぎる英語も汲み取ってくれる優しい女性。涙)
洗濯機も食洗機もバスルームもケトルもコーヒーマシンも人間も、
とにかくカルキとの戦い。
気を抜けばすぐに白くなっていく、すごい量。
乾燥もしてるし、髪はあっという間にぱさぱさになったよ。

仮にロックダウンになったとしても、
生活の勝手も心得てきたし、
お家は快適だし、
犬の散歩は禁止されないし、
庭もリングフィットもあるし、
さほどストレスなく過ごせるような気はしてる。
ただ、クリスマスマーケット、やってくれたらいいなー。
楽しみにしてたんだよなー。

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