見出し画像

フード業界におけるコロナの前と後

フード市場における今後の動向を考察するため、現状把握としてコロナ前後の状況を整理しました❇️
あくまでご参考程度に見て頂けると幸いです✨

【コロナ前後の市場規模推移】

・食市場全体    [77.2兆 → 76.6兆]
 -   外食      [26.0兆 → 22.1兆]
 -   デリバリー   [  0.4兆 →   0.6兆]
 -   コンビニ    [  7.8兆 →   7.4兆]
 -   スーパー    [  9.8兆 → 11.6兆]
 -   ドラッグストア [  1.9兆 →   2.1兆]
 -   EC         [  1.8兆 →   2.2兆]
 -   他       [29.3兆 → 30.4兆]
※2019/2020
※ECはスーパーと重複あり

◎食市場全体としては、微減
◎外食が失った消費は主に、スーパー(内食)へ流れている
◎デリバリー、ECは成長率でみると大きく伸ばしている

家庭での食機会が増えたことにより、キッチン家電の需要やレシピ投稿サイト、YouTubeなどでの動画投稿が増えています。

スマートキッチンやスマート家電など、SDGsと絡めた販売戦略が今後どんどん出てきそうな感じがしますね❗

また、外食ではテイクアウトやUber Eatsなどのデリバリー代行を利用して販売チャネルを増やす他、業態転換やコラボ商品開発などの動きが見られます。

外食に関しては、コロナ以前まで戻るか否かがよく論点になりますが、戦略自体が変わってきているので、外食単体ではなくデリバリーやテイクアウトを含めた全体としてどんな成長をするかが大事なのかなと思います。

【まとめ】

・食市場全体としての消費は変わらないが、内訳として、外食から中食に流れている
・外食においては、ビジネスモデルが変化してきている為、コロナ以前と同じ状況には戻らない
・デリバリー、ECが伸びていく事で、ブランド力や価格競争力がより重要になっていく
・味や価格以外の付加価値が差別化要因になっていく

最後まで読んで頂きありがとうございました♪
ではでは、また次回❗

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?