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担任と学年主任とのお話会

「お母さん、やっぱり一度きちんとお話したいので、一度学校にいらっしゃいませんか?」と電話があったのは運動会後のお休み連絡をした日。

運動会振替や祝日もあった今週は、木曜日がどうしても行けないと朝から泣き叫んだので、お休みとなった。通信教材を確認して、自分から勉強モードで一コマづつ進めていく。合間合間、鉛筆の音がしないなぁと思って長男の方へ顔を向けると、いつの間にかyoutubeが見えている。「こらぁ」と一言いうと慌てて、進める。

お昼ご飯を食べて、録画ドラマをみて大笑いして、夕方もう通うのをやめようか迷っているテニス教室に連れていき、学校へ電話報告となった。そして冒頭の相談を受けました。

担任の先生とはコミュニケーションは取れていたと思うけれど、学年主任も一緒に聞きたいとのこと。翌日の金曜日は私自身が学校のお手つだいがあるため、長男も登校はする予定である。ただ、じっくり話したいとのことだったので、夕方の時間を待ち合わせた。

金曜日は次男の習い事の送り迎えがあるので、長男には「友達が相談に乗ってほしいと言われて、おうちに行ってくるから」と適当に理由を付けて次男を送りがてら学校へ向かう。

ちょっと早めについてしまったので、担任の先生とだけ、ほぼ私の愚痴を聞いてもらっていたら、学年主任の先生も加わり、3人で話していく。

夫がいじめでもあるのか?と気にしていたと伝えたが、先生も私と同じように、いじめとかの心配はしていないとのこと。確かにあのゲームでのトークやLINEのスタンプをみている限りその心配はないように思われる。クラスでも中心人物の二人くらいがうちの長男も含めて複数人で入れ替わりながら遊んでいて、楽しそうに授業も受けているとのこと。

今この学年は教科担任制で、科目毎にいろいろな先生にみてもらっている。担任の前では元気でいるが、他の科目では、なんだか元気がないとの話も出ている様子。5年生の先生の中でもその様子は共有されており、学年主任の先生からは今は様子見をしているところだったとのことだった。

休んでいる間、運動会前は疲れもあるだろうから、家でゆっくりしたりもしていたけれど、ずっといるのもこちらがイライラするので、自宅の大掃除や床拭き掃除をさせたり、外へ連れ出し買い物をしたり、相談前日のテニス教室では普段はいらないサーブも入り、フォアもかなり気持ちよく打てていた様子といったことを伝えた。

学年主任の先生は「一番気になることは、もちろん長男くんも大事ですが、子供と接しているお母さんのことなんです。」と話し、お母さんの対応はもうばっちりだと思います!とほめてもらえた。まぁ正解があるものではないので、これが本当に正しいのかは、長男が成人になったときに分かることなのだろうけれど。教育現場に携わってる人からお褒めの言葉がいただけるとこちらも笑顔になるもんですね。

今まで担任以外の先生たちは様子見をしているとのことでした。これからは長男を見かけたら、声をかけてほしいとお願いしました。目立つの嫌な子なので、廊下ですれ違う時に、あれ?昨日休んでたけど大丈夫?とか弟くんの熱?とか担任以外にも話せる先生もいることが、長男の心にすこしのひっかかりになればと思っておねがいした。

5年担任全員で対応しますと言ってもらえ、こちらも誰か親や担任以外に自分のことを相談できる人が見つかればいいなぁとおもった。大人には無理でも友達に自分の心に引っかかっていることを少しでも話すことに繋がれば御の字だ。というより、そうなればいいと思っている。

たまに本音がぽろっと言える友達は、普段から本音で話をしているからこそできると思える。私はその本音を引き出せるひっかかりをつくることで、本音を話せる友達ができればいいなぁと期待してる。

長男本人は今回休んでいることは、友達には体調不良ということにしてるようだ。学校に行きたくないと思っていることを知られたくないらしい。ただ、長男の付き合っている友達は先生に聞くと、何となく体調不良ではないことには気が付いているけれど、触れずに対応している様子とのこと。そりゃ休んだ日もゲームでしっかり遊んで話していれば分かるよなぁと思った。でも長男が言ってくれるを待ってるっていい子だなぁ。

やさしい友達だなぁ。

人の縁って本当にあるんだなぁと今回の面談ではすごく感じた。私一人では対応ができていたか正直分からないし、この不登校はおそらくコロナが続く限りあるんだと思う。

わたしはウィルス学者でもなければ、公の仕事にもついていない。コロナをどうにかすることはできない。

けれど予防はできる。

手洗いうがい、人込み避けて、ちょっと運動して、おいしいごはんを作って身体の栄養を貯めて、小説読んだり、映画見たり、ドラマみたり、noteを書いたり読んだりすることで心の栄養を満タンにすることはできる。

できることをすることで、すこしづつ長男の不安を取り除けていければいいなぁ。



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