誕生日に思うこと

自分の気に入っているところは？
と聞かれた時に真っ先に思い浮かぶのが誕生日だ。

8月29日新月生まれ　
年々、温暖化が進み、この日は
暑くで出掛けるのも億劫だし、
歳を重ねると思うと
「またひとつ歳をとってしまった。」
と思うようにもなっていた。
そもそも、子供の頃は夏休みの宿題に追われ、
我が家ではお誕生日会をする習慣もなく
たいして気に入ってなどいなかった。

目次
1.マイケルジャクソンがついている
2. 9に囚われている人生
3. 40歳を迎える自分に

1.マイケルジャクソンがついている
26歳の時仕事で出逢った広報担当者がいた。
初めての顔合わせの際に誕生日を聞かれ、
その場で「365日誕生日占い」
という本をパラパラと開き、

「マイケルジャクソン同じ誕生日だね！
一緒に仕事ができて嬉しい！」
と言ってくれたのだ。
彼女がマイケルジャクソンのファンだっただけなのだけど、
事あるごとに「マイケルだから出来る」
と励まされ、素直に嬉しかったし、頑張れた。

それから私はこの誕生日が好きになったのです。
他にもぺジョンジュンとか…
現在韓国ドラマにハマっている身としては
これも光栄なことだ。
壁にぶち当たると
「マイケルだから出来る！」
「ヨン様力を貸してください！」
と心の中で叫んでいる。

2.9に囚われている人生
9の付く歳になると焦りだす自分がいる。
人生においての周期かもしれないが
9がつく歳は精神的にキツくなる時が多い。

19歳は恋愛に報われず、
想っても想われない恋に悩んでいた気がする。
29歳は無我夢中で働いてきたけど
自分がどうなりたいか分からなくなっていた。
関東大震災3.11が起こり、
このままでいいのかと自問自答を繰り返しながら
止まるという選択肢が持てなかった。
39歳の現在は、この10年好きな事を仕事にして
思う存分楽しんで、楽しみ過ぎてしまった。
気が付くと周囲との温度差や、
タスクは有るのにこなせない自分のキャパシティに
うんざりしてしまった。

私は9を見ると焦るし、恐れている。

3. 40歳を迎える自分に
あと、2回眠れば40歳なんだ。
どうしても40歳になる前に振り返ってみたかった。
今回、39歳の囚われを経て、
初めて大好きなものを手放す
ということをしてみた。
それは、
「立ち止まって良いんだよ」
「好きなことは場所では無く、いつも自分の中にある事が重要」
なのだと止まることができなかった29歳の私が声を掛けてくれた気がする。

もう9を恐れなくていいかもしれない。
49歳の自分がかけがえのない歳を過ごせる様
記しておきたい。