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BOOK CAFE KATOBUN 6  お店までの道を歩いてみたこと、文具店の遺産。


前回は、これから作るBOOK CAFEに 、どんな本を並べるのかを考えている過程、s.suzukiが2か月間どんな本を読んだか、に焦点をしぼって記事を書きました。

BOOK CAFE KATOBUN 5 この2か月に読んできた本10冊 レビュー|s.suzuki|note


昨日はお店をつくる場所も見たことのない私のために、さっちゃんが時間を作ってくれました。
JR立川駅から歩くこと15分。

KATOBUNは5坪ほどの小さな「加藤文具店」でした。

むかしむかしあるところに・・・|s.suzuki|note

経営していた きょうこおばあちゃんが亡くなり、今はシャッターを閉めています。お店のすぐ横には、小学校があり、シャッターを半分だけ開けていると、ランドセル姿の子どもたちがのぞき込んでいきます。


お家を新しく建て替えて、KATOBUNを作りたいと考えているのは、
s.suzukiの長女夫婦、あっくんとさっちゃんです。
私はそのKATOBUNの絵本選びと、カフェの部分を担うことになります。

まだまだ、取り壊しまでにも時間を要する今です。
実質私にできることはあんまりない準備期間。

でも、ちゃんとイメージをしておかなくちゃね、さっちゃんの描くKATOBUNと私のできるカフェのイメージを、少しだけ話してきました。

さっちゃんは、スーパーでアルバイトしながら来年1年生になる子と、もうすぐ3歳になる女の子をふたり、毎日ドタバタと子育て中で、じゃっかんお疲れママです。

小さな頃から、何かを作るのが大好きで、まだ学生の頃から友達を集めてはささやかなワークショップなどを開催したり、ライブ活動をしたり、母親である私はいつも一緒に楽しませてもらいました。
彼女を通じて知りあった人たちは、私にとっても今もなお良き友人です。
大学では陶芸を専攻していましたが、その頃にさっちゃんの友人が作ったお皿が、いまでも私の手元に大切に保管されています。
私はそのお皿を使う日がくることを、とても楽しみにしてきました!
こんな嬉しい日が待っているとは!

いつまでも学び続けたい大人と、大人のように過ごしたい子どものための居場所=シェアリビング

s.suzukiは、かつてサンドイッチとハンドドリップ珈琲があり、ジャズが小さく流れている、10人座ったらお店はいっぱい。そんなお店を経営していました。ずいぶんと昔のことです。#もしも叶うなら、と問われればもう一度。そんなお店をやりたい。

そんな私に、記事を読んでくれたふたりが声をかけてくれたのです。

さて、この三人でどんなお店を作ることができるのでしょうか?

加藤文具店には、まだ沢山の画用紙や鉛筆やらが残されていました。
ふたりは、子育て応援のイベントなどに、それを持っていって子どもたちにプレゼントしたりと、今できることをやっています。
そういう企画をしている方たちと、ネットワークを作る行動も大切だよねと話しました。ほかにも、

休日にKATOBUNでもそういうイベントができたらいいね。
平日は美味しいコーヒーを入れて、リモートワークのお父さんやお母さんも利用できたらいいね。
放課後おやつチケットを手にKATOBUNに来てもらってお留守番できたりしたら、子どもも親も安心だよね。
ここで、お父さんと子どもが待ち合わせできるとかもいいよね。
じゃ、クラフトビールくらい置いてあげようか(( ´∀` )
お散歩のおじいちゃんやおばあちゃんも使ってほしいよね。
絵本はローテーションで入れ替えていきたいね。
棚はどうしようか。

話しは尽きることなく、あっという間に数時間。
課題はまだまだあるけれど、計画を立てるのは楽しいです。

【並べて楽しい絵本の世界】でレビューを書いている絵本をみて、さっちゃんは「これがKATOBUNに並べたい本だよ」と言ってくれたことがあります。

その期待にも応えたいと思うので、もっと勉強しなくちゃ

出版社 ‏ : ‎ 東京子ども図書館 (2018/10/23)
発売日 ‏ : ‎ 2018/10/23

保育士さんや先生のための教科書みたいなタイトルですが、きれいな印刷でおすすめ絵本の表紙が紹介されていて、一般の親御さんが見ても、たのしいブックガイドです。子どもたちと絵本をつなげてきた経験のびっしり詰まった、信頼できる一冊だと思います。


今日もお読みいただきありがとうございます













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