見出し画像

ちょっとずつ、できることって?

みなさんこんにちは、こんばんは。
前回の投稿で、ちょっとずつできることから取り組むことが大切ということを書いていましたが、じゃあ、それってなによって感じですよね。

今日は、そんな、取り組みやすい私たちができる行動を書いてみようと思います。

LEVEL 1

選挙に行くこと


最近では、2:5:3の法則というのが確立してきました。

もし選挙に10人の有権者が行ったとします。

そのうち、2人が野党側に投票
     5人が浮動票や選挙に行かない人
     3人が野党側に投票
といったような傾向があります。

選挙に行かない人が多ければ多いほど、与党は固定票だけで勝つことができます。
与党に票が集まるのがよくないというわけではありません。およそ半分の有権者の人々の思いはが実現しないままとなってしまっているということです。
政治とは、私たちの生活とは離れているものという考えを持つ人が多いのではないでしょうか。政治とは、私たちの生活や社会を実現していくものです。


銀行を変えること


銀行と環境問題って何が関係あるの?って私は最初思いました。
私たちが毎日頑張って働いて振り込まれた給料がたっぷり振り込まれているのをみると嬉しくなります。しかし、銀行に預けているそのお金、いったいどうなっているのかご存じですか?

実は、日本の銀行って、化石燃料に多く投資しています!
化石燃料って、気候変動のためにやめなければいけないことです。

2018年から2020年までの石炭産業投資額
https://drive.google.com/file/d/1HXtSmgxmEeZ4SmZtNilOwCVkHnBTAuB0/viewより作成

石炭産業への投資の世界ランキングでは、トップスリーを日本の銀行が独占しています。
環境を破壊する投資を行う銀行の利用をやめることは、環境を守ることにつながります。

毛皮を買わないこと


毛皮の残虐性には、以前からも多くの批判が集まっていました。
というのも、毛皮は生きたまま剝がされるからです。死後硬直してしまうと、毛皮が剥がしにくいという理由があるからです。

大量生産のために、過密状態で動物たちは飼育されます。そうすると、現在私たちが体験しているように、パンデミックが起きやすくなります。実は、新しく発生する感染症の3/4は動物からともいわれています。動物ではない私たち人間が全く関係ないわけではなく、むしろ私たちのせいなのです。過密飼育や劣悪な環境での飼育など、私たちの動物に対する扱い方がもたらしたのです。

また、家畜の成長や病気を防ぐために、抗生物質が大量に投与されています。この異常なほどの抗生物質の投与は、それへの耐性をもつ新たな細菌を生み出してしまいます。コロナウィルスもデルタ株とかいろいろ変化していますよね。あれと同じでどんどん成長して強い細菌が増えていくでしょう。


LEVEL 2

地産地消をすること

なぜ地産地消がいいといわれているのかというと、一つには、輸送にかかる莫大なCO₂が削減できるということがあげられます。
食品の量と移動距離を算出し、輸送食品ごとに環境負担を数値化したものを「フードマイレージ」といいます。輸送距離が長いと環境負担が大きくなり、食料自給率の低い日本は当然このランキングで世界上位に位置しています。

フードマイレージの比較
https://www.env.go.jp/guide/info/ecojin_backnumber/issues/11-09/book.pdfより作成

LEVEL 3

電気を再生可能エネルギーに変えること
もちろん省エネも大切


おうちの電気、何を選んでいますか?日本の電力は、化石燃料による火力発電が76.3%を占めています。火力発電は化石燃料を燃やすときに温室効果ガスを排出していて、地球温暖化のリスクを上げています。

現在は、電力自由化が進み、電力会社どれでも選ぶことができます。火力発電や原子力発電によるエネルギー供給をしない電力会社を選びましょう。ネットで簡単に手続きできます。以下を見てください。(PDF)

https://power-shift.org/downloads/15255/


番外編

KNGsのビーチクリーンに参加すること

私たちKNGsでは月に一回ほど、鎌倉の海岸でビーチクリーンをしています。

ぜひみなさんもふるってご参加ください!

実は、鎌倉の海岸線は、ここ10年ほどの間で最大20mも後退しました。地球温暖化による海水面の上昇によって全国のさまざまな海岸でこのような海岸浸食が起きています。これを止めるために、たくさんの人々が地球の資源を守るために、環境を守るために行動しなければなりません。

一番に言えることは、「モノ」の消費をさけることです。大量生産が行われる背景には、私たちが必要以上に「モノ」を消費しているということがあげられます。いっぱい買ってしまうことは、たくさんの企業があらゆるところで消費を促す広報活動をしているからです。それに惑わされないよう、一歩立ち止まって考えることが重要です。

そのお買い物、本当に必要ですか?買わなければなりませんか?

それだけ私たちの生活の中にたくさん潜んでいる広報の力はすごいということですけれど、、、
社会の中にあふれている情報に惑わされずに、たくさんたくさん考えていきましょう!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?