20230625

 晴れて暑い一日になった。もうすっかり夏の空気になった。プリゴジンはモスクワ侵攻を止め、ベラルーシに亡命。まさに急転直下の動きで室町、南北朝時代の「御所巻」という言葉が飛び交った。幕府や朝廷に対して家臣らが兵を上げて、要求を通すというクーデーター、いわば幕政に対する大名らの一揆のようなものらしい。今回はプリゴジンが国防省に対する不平を理由に動いたらしいが、わずか一日での方向転換でその真意は分からない。もしかしたらロシア内部で統制が取れていない現れかもしれないし、実際には後続を待ったものの、その気配がなく諦めたのかもしれない。いずれにせよ、日本での報道体制を嘆く声も多数あったがそれは杞憂に終わった感がある。

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