20230524

 晴れて清々しい一日だった。柴田元幸がTwitterでエリック・マコーミックが五月九日に亡くなっていたことを知らせていた。彼は『雲』(東京創元社)という長篇を翻訳していた。わたしは未読だが、あらすじを知ってとても興味を抱いていただけにこの訃報は残念だ。一方で、ガルシア・マルケスの新作が遺族によって見つけられ、来年出版されるという。ずいぶん前に亡くなっているノーベル賞作家の新作がまた読めるというのは、とても嬉しいことだ。マコーミックもまだ未訳の作品も存在しているし、これから未発表の作品が発見されるかもしれない。ひとまず、『雲』を読んでみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?