20240614

 コーマック・マッカーシー『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』(黒原敏行訳、早川epi文庫)を読み始めた。同作はコーエン兄弟による映画『ノー・カントリー』の原作としても知られる。わたしも映画を先に観ていて、ハビエル・バルデムが演じたアントン・シガーの強烈な印象を今でも覚えている。割かし原作に忠実に作っていると評判を聞いていたが、本当に冒頭から映画の記憶がよみがえる描写が続いて、映画のシーンを思い浮かべながら読んでいる。

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