20240719

 野中モモ『デヴィッド・ボウイ――変幻するカルト・スター』(ちくま新書)を読んだ。二〇一六年にボウイが亡くなって早くも八年が経った。残念ながら彼の公演を観ることは叶わなかったが、今でも彼の音楽を聴いてその存在感を思い知る。音楽に革新的な何かを残したという功績ではないが、間違いなく音楽史に名を残すスターだったことは間違いない。そうした彼の音楽作品に参加したメンバーや制作経緯などを網羅した本で、またボウイの音楽を聴きたくなった。特に自分は遺作となった『★』以外は後年の作品を聴いていないので、それも聴こうと思う。

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