《写真若干追加しました》2007年の春、花🌸が少しずつ咲き始めた吉林、お茶スープ鍋🍲?
当時の写真若干ですが追加しました。14年前の春の様子、日記から拾い起こしです。
==2007年4月29日 中国 吉林市にて==
前日から花が少しずつ咲き始めた吉林、1日の間に、咲いてる花の種類も増えてきてるようです。
昨日朝起きてみると突然芝が土の中から出てきて、一昨日まで土色だったところが急に緑色を帯びてきています。また、桃の花が咲き始めました。
私が毎日観測(?)している我が家の前の通路にある梅の木はつぼみの芽がやっと見えてきたところ。咲くにはもう少し時間がかかると思います。日没時刻も伸びてきて、昨夕は散歩日和かと、仕事を夕方5時過ぎに切り上げて帰宅し、自宅付近を、同僚の方と散歩してきました。
昨夕(注 2007年4月28日)の散歩の様子は、というと・・・
歩いて20分くらい行くと、長春路という、路上マーケットのある大通りにたどり着きます。日が長くなってくると、夕方から夜もにぎやかで、いろいろなものが売られています。
ちょっと散歩したところで、夕食でも食べようと、ズボンや服が売られている路上を歩きながら、庶民的な店をあれこれ物色します。
赤ベタの看板「焼き牛肉」という店を発見、
ここに入ってみましょう。
ここは、鉄板の平型鍋でまず牛肉や羊肉、そして玉ねぎを炒めて食べる、「牛肉鍋底」という料理を出すようです。
大量の油の中で、肉をじゅーじゅーとしゃもじでかき混ぜながら炒めます。すぐ焼ける肉、けっこうやわらかくて、歯の悪い私も食べやすくてよかったです。この「牛肉鍋底」というセットには、牛肉1皿に6種類の具がついて18元(注 1元=当時15円?)、2人前で食べるには、これに肉を一皿追加(羊12元)、あとで入れる麺4両(200グラム)、ビールなどをいっしょに頼みます。合計44元、安くてボリュームある夕食です。
実は、鍋で炒め肉が終わったころにスープを継ぎ足して、ついてきた具(野菜、豆腐、はるさめ、など)を入れて、鍋料理に変身するので、一鍋で二度おいしい料理。
焼き終わりに近づいた私は、具の皿からレタスをおもむろに鍋に投入。私の横にある水差しからあたたかいスープ(と思ってました)を鍋に継ぎ足し、うまいうまいと食べつづけ・・・。そのうち、スープが足りなくなったので、さきほどの水差しから継ぎ足そうとすると、店員が飛んできて、
「待て待て」と
いいます。
「???」
店員はすぐ、大きなやかんを持ってあらわれ、おいしそうな白湯スープを鍋に入れてくれました。すると、私が入れてたのは??? 「お茶」
負け惜しみでなく、「お茶スープ」鍋、結構おいしかったですよ。
この長春路は、道の両側の店、路上の店、多くの店で活気付いていて、歩いていて楽しめる場所です。風船を鉄砲で撃つ「射的の店」も路上に続いていて、妙な光景ですが、食べ物、雑貨、衣服、いろいろなものが売られている場所でした。
※いやいや、そら 負け惜しみやわ。。。
吉林市の位置は、中心部で北緯43度52分0秒 東経126度34分0秒、だそうです。
日本でいうと、旭川市(北緯43 度46 分、東経142 度22 分)に近い緯度です。
※下記写真は、上記の引用と写真の
日から少しあと、5月の様子
咲いてる花が対岸にありました
冬は日の入りが早く、夏は🌄が早い(朝3時台から明るくなり始めていたような。。。)、という土地でした。地元の同僚の方々は、「北国の春」という歌に親しみを感じておられるようで、時々中国語版を唄ってくれていました。