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『孤独』が多い人は、なぜ優しいのか

周りの人を見ると、みんな楽しそうに見えます。

友達や仲間が沢山いそうです。

『自分だけ、孤独なのでは・・・』というシーンが、深い孤独感の理由の一つです。

実は、『全ての人が、同じような思いを抱いている』のが実際です。

孤独の種類・シーンや状況・もやもや度合いは一人一人違えど、孤独という状況と、そこから感じるなんとなく寂しい思いがある。


『孤独感をどう乗り越える?』

答えではなく、方法や考え方を書きます。


1:自分以外にも同じ思いをしている人を見つける

例えば『孤独』は、文学の主要テーマの一つです。

『恋愛・お金・人間関係』に匹敵するほどのテーマです。なので、本を読むと『あ、これ自分と同じじゃん』と気づけます。

これが、自分の孤独感を客観視し、孤独感を和らげます。

この『自分と同じ思いを抱いている人がいる=客観視』が、大人になるということです。他人への優しさ・思いやり・いたわりの源泉です。

人の気持ちがわかる人にしか、他人へ優しくすることはできません。


孤独の時間をちゃんと過ごしてない人は、他人の孤独を思いやれなくなる可能性がある。孤独の時間は、自分と向き合う時間であり、それは『自分以外の人も同じような思いを抱いている』と気付く時間です。

本質的な人間への優しさは、孤独から生まれます。

孤独はその最中は大変ですが、人間を深める時間です。


2:そもそも『乗り越える』ではなく『孤独を味わう』

孤独は、なぜかネガティブなイメージがあります。

そんなことはありません。たとえば、孤独でないと記事は書けません。本も読めません。じっくり考えるべき仕事も孤独の時にしかできない。


孤独の時にしかできないことは、孤独の時にきちんとやるべきです。

書く・読む・映画をみる・旅する(コロナ中は難しいですが…)・料理や編み物などの趣味…

孤独の時間を味わう、という捉え方は、積極的で前向きです。


3:話しやすい人と話す

とはいえ、やっぱり『一人の時間が長すぎる』と、辛いです。

声をかけやすい人に連絡してみたり、身近な人と話したり、ともかく話題や中身はなんでもいいから話す。

人と話したり関わったりすることって、何か理由なく元気になります。

大切なことは、『話の理由とか目的なんて考えないこと』『ちょっと声をかけてみること』です。


人と関わること・話すことの楽しみや味わいは、孤独の時間を経た人は知っています。目的や意味なんて考えず、声をかけたり話したりしてみることをお勧めします。



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