ゆみか

もうすぐ社会人。 忘れたくない瞬間を書いています!

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最近の記事

ギャグ漫画日和と青春

私は昔、漫画を読まない子供だった。 別にそう教育された訳ではないのだが、推理小説が好きでそればかり読んでいたため、漫画にはあまり興味を持てなかったのだ。 だから、妹に面白い漫画を借りてきたので読んでみてほしいと言われた時も、あまり乗り気ではなかった。 あまりにも勧められるので仕方なく手に取ったその本のタイトルは、 『ギャグ漫画日和13巻 チンパンジーの巻』 …? ただでさえ漫画に詳しくない私に取って、まさに未知との遭遇。 困惑する私をよそに、 「この話を、どうして

    • ずっと歩いていられますように

      私はどうも、人間関係をリセットしてしまう癖がある。 同じ学校に通っていた頃は仲がよかったのに、卒業するとパタリと連絡を取らなくなる、というパターンを繰り返している。 大学生になった今、高校の友達とはいつかご飯に行こうね、と言ったまま何年も会っていないし、 小中学校の友達にいたってはもう連絡先すら知らない。 当時はケータイを持っていなかったので仲の良い友達だけ母のガラケーにメールアドレスを入れてもらっていたのだが、それも機種変を重ねるうちに消えてしまった。 人間関係を維持し

      • 大正解!

        私は中学時代、卓球部に所属していた。 1つ上の先輩の代までは、顧問の先生が滅多に見に来ないタイプの部活だったので自由も自由。 体験入部の際には、 ある先輩は床で輪になって女子会を開催し ある先輩はいつ買ってきたのか、マクドを広げて隣の剣道部の男の子と一緒にポテトを食べ またある先輩は、制服のままルールガン無視のお遊び卓球対決をしていて それはそれはカオスな状態だった。 それでも青春に憧れていた私は、 青春イコールスポーツ、 運動が苦手な私でもできるスポーツは卓球! とい

        • おじいちゃんとサティと

          その日は、突然やってくる。 本当に何の前触れもなく、現実に伏線なんてものはなく、人生は突然終わることがある。 だから、自分が突然その日を迎えたとして その時にできれば走馬灯として出てきてほしい思い出を 何もかも忘れてしまう前に書き残しておこうと思う。 おじいちゃん私のおじいちゃんは、とても寡黙な人だった。 おばあちゃんはそれはそれはうるさい生粋の大阪人で、 いつもどんな時も止まることなく喋り続けていた。 おじいちゃんはその横でいつも黙っていて、ホームビデオではもっぱらお

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