かっこよくて泥臭い、編集の仕事
今までnoteをかくとき、非常に時間がかかった。なぜなら誰かにみてもらえるような内容にするための文章の推敲に非常に手間がかかるのである。
けど、自分の記録用につけているインスタでの投稿とかは時間かからずかけるし、何より本当に書きたいことが書けている感じがした。
というわけで、このnoteも元々自分の内省用にかきたかったのだから、そういう風にしてみる。誰か読んでくれたらいいなっていうくらいで書いていきます。では本題へ。
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今日は熱が冷めないうちに編集の仕事をしている方と話した昨日のことを書く。自分のやりたいことが編集の仕事に近そうと人に言われてから、編集の仕事って実際どんなことをするんかなって思って、話を聞きに行かせてもらった。つないでくれた人が「あなたと雰囲気似てる人だよ」って言ってくれていたけど、確かに自分でもちょっとびっくりするくらい似てた。笑
色々、ほんとに色々話したけど、編集かっこいい！！すご！！ってなった。編集の仕事がいかに大事であるかを改めて感じれたし、何よりその力にすごく魅力を感じた。
編集の仕事は、企画の段階で考えられたそのもののコンセプトやつくるものをについて、それらをどのように魅せていけばしかるべき人に魅力を感じてもらえるか、という所で働きかける。そのためには媒体はこだわらず、そのものに適した届け方、魅せ方をするという。
お話をしてくれたのはかのこさんという方だったんだけれど、かのこさんは学生時代から自分で何かをプロデュースしたりもしていたそうで。それがもう、なんか、センスと知の塊のようでめちゃめちゃ魅せられた、、、。
印象にのこっているのは、かのこさんがプロデュースした「メゾンドシャケ」というもの。名前がもうかわいい。すこ。
かのこさんの知り合いの人が作っていた鮭のシュールなTシャツが全然売れないときに、プロデュースの仕方を工夫したら、めちゃくちゃ多くの人に届くようになったそうで。シュールなこのノリがすごく好き。
※HPより
シャケだから届く時は「新鮮」ってシールがはってあるジップロックにいれて届くのもおもしろい笑
※HPより
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編集の仕事は、何かを魅せていくために必要なあらゆることの取り仕切りをするから、その点では本当に大変とのことで。
媒体は何にするか？どんな写真をとるか？イラストはどんな人にかいてもらうか？そこにはどんな情報をのせるべきなのか？
色んな人の中で舵を取ってすすめる編集の仕事は、華やかそうに見られやすい一方で、こうした泥臭い作業や大変なことも同時に多いと聞いた。
けれどやっぱり自分ができるようになりたいことと編集の仕事はすごく近く感じて、改めて編集の仕事にすごく興味がわいた。イラストの仕事は今後もやっていきたいと思っているけど、編集の仕事も分かった上でイラストの仕事もできたら、今よりも視点が増えてできることの幅も広がるような気がした。
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あと、話してた中で個人的に哲学とか人類学が結構好きって話をしたら、そういうところの知識はちゃんと編集の仕事にも生きてくると聞いて、そこが結構感動した。かのこさんもほんと同じような興味をもってて、その点でもまたびっくりした笑
私の大学の学部では文化人類学とかを専攻している人も多くて、自分も3年生くらいになって改めて興味を持ち始めた分野だった。
どういうことか。例えば誰かが”おいしい”何かについての発信をしたいときに、その”おいしい”というのはどういう意味をもった”おいしい”なのか、という観点がでてくる。
単純に味覚で感じる”おいしい”ということではなくて、脳で感じる”おいしい”もあったりする。それは誰とその食事をとるのか、どのように食べるのか、どんな前提のもとでその料理を食べるのか、といった観点が人類学とかを勉強していると出てくる、と思う。
そうしたことに考えを巡らせることができたほうが、編集の幅も広がってより適していると思われる方法でそのものを魅せることができる。
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最近あんまり本を読んだり、音楽を聴いたり、自分の中に刺激がとりこめていなかった。自分の時間管理もあんまり上手にできていなくて、そうしたことにちゃんと時間をさけていなかった。
けど、自分がつくるものや考える物はそうしたものの結晶だと思うし、改めて人類学もちゃんと勉強したくなったし、そういう時間をちゃんととろうってなった。
あと。自分もかのこさんみたいに学生の間に自分で何かを作ってプロデュースしてみる経験をしようと思った。今はTシャツかステッカーとか何かグッズをつくって売ってみたいなと思っている。秋頃に服飾の専門にいっていた友人と何かやる予定だから、その時にやってみようと思う。
そんなこんなで昨日はすごく良い日でした。帰り際に持ってきた傘を忘れるくらい、雨だったことなんてふっとんでいました。
6月27日（木） 天気：雨あがり