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阿波藍によるコロナ不活化効果

徳島県は古くから藍の栽培がされて地域を支える伝統文化で
1445年に取引をしていた記録も残っているそうです。

藩の財政を支えるため生産を増やし、一部の地域では稲作よりも収益性が高く日本の綿布の普及と共に多くは染料として藍の需要があったためです。

阿波藍の品質は高く評価され藍玉に加工され全国に出荷されるほどになり
明治後期まで生産量が拡大し、化学染料の普及により生産規模が縮小してしまったという流れがあります。


そもそも、なぜ藍を育て加工し「染める」という文化ができたのか興味がでてきます。自然の植物を使った染め物から便利な化学染料に変化することで便利な分、失った価値にも目を向けてみる機会にしても良いと思います。

もう一つ、生活に関わりの濃い阿波藍の色はジャパンブルーとも呼ばれサッカー日本代表のユニフォームや東京2020オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムにも藍色が採用され、阿波藍が日本遺産に認定されました。

県内では阿波藍の魅力を伝え続けていこうと多くの方々が活動されており
今回のコロナウイルスを不活性化させる効果があることがメディアでも流れ
阿波藍の需要が高まり、地方がより豊かになると期待しています。

ご縁があったお陰で取引量を増やして、地元の方々の不安感を少しでも和らげることから実施していきます。

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