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測って、測って、また測って

この間、進学先へスーツの採寸をしに行ってきた。
その学校はスーツが制服なのだ。セーラー服の次はスーツ。
なんだかいきなり社会人になるみたいで不思議だ。

ジャケットとスカートは一発で着られた。問題はパンツだ。
入ることには入ったのだが、骨盤が大きくてホックが閉まらない。
予想はしていたが、いざ直面するとショックが大きい。
次に持ってきてもらったのはすんなり入った。

私が思っているよりも身だしなみの規定が多いことに驚いた。
パンプスのヒールは3〜5cm以内。爪先が広がっていたり光沢のあるものはNG。
カバンはマチがあって自立するもの、手に持っても地面につかないものを選ぶ。

どうしてスリッポンのようなぺたんこ靴ではいけないのだろう。
ヒールがカツカツ鳴る方が迷惑ではないだろうか。

「パンプスってどんな感じですか?」と聞くと
「爪先立ちで歩く感じですね」と言われた。

どうしよう。フラフラしちゃってちゃんと歩けないかもしれない。

そもそも21.5cmのパンプスなんてこの世にあるのだろうか。
おそらくないだろう。靴までオーダーメイドになるかもしれない。

リクルートカバンは
・肩紐を調節できるもの
・外側にポッケがついているもの
・無地なシンプルなもの
この3種類があった。

私は2つめのポッケ付きのが欲しかったが、母からするとイマイチらしい。
私の身体には大き過ぎるらしい。母が言うのならそうなのだろう。

カバンだけは青山じゃないところで買おう、と母と話した。