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装ひ堂のブックカバー徒然

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店主こだわりのブックカバーについて。
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2023年4月の記事一覧

徒然|文学フリマ東京36 出店ブースが決まりました。①

予てからご案内しておりました《文学フリマ東京36》の出店ですが、この度、本の装ひ堂のブースが決定いたしましたので、お知らせいたします。 第一展示場 N-07、08 です。 ほぼ真ん中ですね。 今回は2ブースでお願いしました。 というのも、過去の出店状況から見て、やはり集中する時間帯などは横に広がってご覧になる傾向があり、お隣の出店者さんにご迷惑をおかけする可能性があることを危惧したからです。 広めにはとっておりますが、本の装ひ堂ブースからはみ出ることのないよう、ご協力を

徒然|《本楽の日 古本市》に出店します。(大分)

本の装ひ堂は、来年3月までの間に8イベントの出店を考えています。 その最初が今月の23日。 『ゆふいん文学の森』で行われる《本楽の日 古本市》です。 《ゆふいん文学の森》とは、太宰治が東京で下宿していた《碧雲荘》を大分県由布市(湯布院)の地に移築した場所です。 湯布院のシンボル『由布岳』を臨む場所にあります。 この由布岳が見える庭園で、《本楽の日 古本市》が行われるのです。 すぐそばにあるのは、『碧雲荘』。 内部は『太宰カフェ』というブックカフェになっています。

徒然|隙あらば屋号

イベント出店なさっている方の中には、もう少し屋号を大事にしたらいいのにな、と考えてしまう方がいらっしゃる。 素敵な屋号を持っていらっしゃるのに、自己紹介では本名(苗字)しか仰らないのが、とても勿体無いと思ってしまうのだ。 実店舗を持たないから? いえいえ…だったら尚のこと、屋号を名乗らなければ、お客様にとって実体のない店になってしまう。 だってね、お買い上げいただいたお客さまがそのお友達に「どこで買ったの?」と尋ねられたとして。 「◯月◯日にショッピングモールのマルシェで」

徒然|無名の自営業者が思うこと

世に名前が知れ渡っている会社で、看板商品を使って営業をかけることは、大きな大きな援護射撃をもらっているのだと気づいた方がいいと思っている。 例えば、門前払いをされる可能性はどれくらい? それだけでスタート地点が違うのだから。 社名や看板商品の後ろ盾もなく。 ネームバリューなんて更々ない商品を手に、一個人で動くようになると、その厳しさを否が応でも感じさせられる。 …と、無名の自営業者は思うわけです。 そんな武器がない一個人の座右の銘は、「高額なものであればある程、人は『人

徒然|リバーシブルは便利とは限らない。

「裏地も、表のようなプリント地にして両面使えるようにしたらいいのに」と、たまに言われます。 リバーシブルは確かに楽しい考えだと思うのですが、弊店のカバーに搭載するには、ちょっと難しいお話です。 現在のカバーは、表からの見映えが良いように(裏地が見えないように)、裏地の方を少し控えて仕上げるように設計しているのです。↓ また、想像していただくとおわかりかと思いますが、しっかりと角をとった作りにしているので、手でひっくり返すと角が丸まってしまい、手軽にリバーシブル…とはいかな

徒然|売れ筋?万人受け?そんなの無視です。

今、Twitterで皆さんに『#初めての装ひ堂式ブックカバーを見せて』というタグで、懐かしいブックカバーを見せていただいています。 9年前から応援を続けてくださっている方や、数をあまりご用意することができなくなった最近の方まで。 柄を見れば私はいつ頃製作していたものか全て覚えているので、そのお客さまとのお付き合いの開始時期がわかったり、どこの生地屋さんでどんな気持ちで買ったのか思い出せます。 商売をやっている者としては甘いことを言いますが、私は『売れ筋』や『万人受け』とい

徒然|オーダー会 満席御礼

先日からお知らせしておりました《本の装ひ堂×本屋イトマイ オーダー会》ですが、本日午後8時よりご予約の受付を開始いたしましたところ、早々に定員各回8名 計32名様の満席をいただきました。 ありがとうございました。 お席をご用意できなかった皆様には、本当に申し訳ありません。 オーダー会翌日には、文学フリマ東京36に出店予定ですので、もしご都合がつくようでしたら、そちらの会場にお越しくださいますと幸いです。 #徒然 #日常 #エッセイ #フォトエッセイ #超ショートショート