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ネットスーパーの出荷現場でデジタルツールを使って課題を解決したい

 便利なデジタルツールが手軽に手に入るようになりました。
私は、小売業のネット販売運営の仕事をしております。その中でもネットで注文して指定した時間帯にご自宅にお届けする「ネットスーパー」の出荷現場はパソコン作業、機器での商品収集というデジタルな部分と売場から商品を集め、お客さまのお買い物内容ごとに荷造りするというアナログな部分があります。作業現場をデジタルツールを使って解決できそうな仕事の課題と解決策を挙げ、身近なデジタルの有効活用方法を考えようと思います。

1. 社内のお問い合わせ自動回答(実現性 50%)

課題:ネットスーパーの出荷現場では出荷までのタイムリミットが設定されており、その中でシステム業務、お客さまのお問い合わせの答えを平行して行う。作業者がシステム使用方法やお客さまのお問い合わせなど内容により対応方法が分からず、電話やメールで社内の人に問い合わせしたときに、答えを持っている相手が取り込み中だと対応が遅れてしまい、お客さまへの回答が遅れてしまう。場合によっては、お申し出になってしまう。

改善:よくお問い合わせのあるものをLINEbotで入力すると答えが返ってくる。技術的には可能。実施に向けてシステム構想をつくり、質問の答えを持っている各部署のメンバーから情報集約、データベース化がポイントでこの点が難しい。まずは自部署から実験・検証していきたい。

2.パソコン、スマートフォンがしゃべって教えてくれるアラーム機能(実現性 90%)

課題:ネットスーパーの出荷現場では、作業に追われ時間を意識する間もない。そのため打ち合わせの時間、冷蔵庫の温度チェックなどの固定されている業務開始時間を忘れてしまうことがある。

改善:時間が来たらパソコン、スマートフォンがしゃべって教えてくれると、忘れずに仕事ができる。実施には、TPOに応じてマナーモードのようなモードが必要。

3. 気温を教えてくれる機能(実現性100%)

課題:ネットスーパーでは、食品を扱っており牛乳やアイスクリームなどの冷蔵商品、冷凍商品の毎日の保冷管理が欠かせない。そのため気温把握が重要となるため気温が簡単にわかる仕組みが欲しい。

改善:LINEbotの仕組みを使い、各店舗別の今日の気温を返ってくる仕組みがあるとネットスーパー出荷現場ではスムーズに作業できる。

4.報告資料の集計を簡単にする機能(実現性 50%)

課題:ネットスーパー作業現場や本社でも毎日・毎週・月間と報告資料のために、数値集計ため元データーの加工に多く時間を要して、時間が多くかかる。

改善:RPA、AIを使い、同じ作業はRPA、新しい項目を増やすときはAIにより、数値集計・加工作業実施することで空いた時間をネットスーパーのサービス向上に使用する。まずは作業者より要件を集めたい。

5.勤務計画の一元管理化(実現性5%)

課題:勤務計画を作成するエクセル・入力する社内システム・スケジュールのパソコンソフトに入力3つのツールを使い、社内システムへの登録内容が正しい情報のため、情報集約や入力までに時間がかかり、最終確定情報が従業員に伝わっておらず、休みだと思っていたら出勤だったなどの勘違いなどのミスも発生。

改善:社内システムに統合、シフト作成、登録、共有を1本化することにより、管理する負荷と出勤のミスによる損失を大幅に削減。

【筆者の後記】

今回の内容は、私の仕事である「ネットスーパー出荷現場」で起きている課題と改善案について記載しました。
記事で紹介した課題についてデジタルツールを使い、ひとつでも改善につなげ、ネットスーパーのサービス向上に繋がればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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