1文字2円で文字を書いています(文章系有償依頼の話)

私のTwitterのbio欄に、「1文字2円」という言葉が躍るようになって久しいのですが、今日は「文章系有償以来」って具体的にどんなことをしているのかお話していこうと思います。

ご依頼を検討中の方はもちろん、これから自分でも有償依頼の受付を始めようと考えている方の参考にもなればと思います。

はじめるきっかけ

skimaというコミッションのサイトでお知り合いの漫画家さんが出品されていました。
アイコンやイラストを発注できるサイトとしての方が有名かもしれませんが、文章のカテゴリもあるということを教えてもらいました。

私は小学生のときから夢小説サイトを持っていて、そのまま中学生でBLサイトを開設、その後Pixivに移行、学生時代に初めての同人誌を出し、それ以来各地のイベントを渡り歩いた、いわゆる筋金入りの同人文字書きです。

ニッチなジャンルで性癖に合致した作品に飢える気持ちは他人事ではなく、このころ在宅ワークが始まったばかりで暇を持て余していたのもあって、勧められるがまま初めてみました。

始まりはそんなところから。
今では既に50件以上のご依頼を納品させて頂いており、個人サイトでの直接受付も開始しています。

文字単価も、このマガジンの最初の記事にもある通り受付開始当初は1文字0.5円だったのですが、今では1文字2円でご依頼を頂いています。
この単価設定についても後ほどご説明いたします。

まずは順を追ってそこに至るまでの経緯を。


夢小説・BL小説の実績順カテゴリで二位になる


初めにskimaに出品したのは夢小説とBL小説でした。

夢小説

BL小説


2020年3月頃から受付を開始したのですが、地道に依頼をこなしていたら、6月にはカテゴリ別の実績順で2位に表示されるようになっていました。

勿論、ここまでの道のりは平易ではなく、1文字0.5円という低価格の設定でも、実績がないとなかなか依頼はもらえませんでした。

skimaには出品の他に「リクエスト」の機能があり、依頼者の側がクリエイターの提案を募ることができます。
いわゆるコンペ方式ですね。

文章系の募集は母数が少ないので、競争率も高いのですが、こんなのも書けます! とガンガン提案していきました。

百合小説も追加出品


リピーターの方も増えていき、コンスタントに依頼が入るようになりました。

ランク入りしてからは納品が追い付かず、文字単価を0.5円→1円に変更しました。

この変更の通知を行った後で、ご依頼が殺到してしまい、お恥ずかしいことに納期の延長をお願いするケースを出してしまいました……。
まだ自分のキャパシティを把握できておらず、依頼を詰め込み過ぎてしまったせいです。

これを機に、単価と受付方法の見直しを行いました。


1文字0.5円から1文字2円へ


前述の通り、最初は【1文字0.5円、成人指定のみ1文字1円】で受付を始めたので、1文字2円は思い切った価格変更でした。

一応ここには理屈があって、

私の執筆速度が概算で1時間1000文字です。
つまり1文字1円だと時給1000円。
打ち合わせの時間、プロットを考える時間、原典取材の時間……などを含めると、実質時給500円を切ります。

当時、会社員の仕事をしていたのですが、毎月の執筆量が10万字近くなるなど、趣味の範囲を超えてしまっており、正直投げやりな気持ちも芽生えてきてしまっていました。

かといって、依頼には責任感を持って取り組みたいし、納期やリテイクでご迷惑をかけることもしたくない。

趣味と実益を兼ねたアルバイトと考えられるくらいにはお金を頂こう! と考えるようになりました。
そこで持続可能な価格として出てきたのが1文字2円です。

これだと大体時給換算で800~1000円くらい。
skimaを通じての取引は20%のシステム手数料がかかるので、まあこれで時給500円あるかな…? って感じですね。

これから依頼受付を始めよう! という方には夢のない話ですみません……。


1文字2円って高くない?


skimaでの相場の話になりますが、正直高いと思います!
他の出品を見た感じ、文章系は大体1文字1円前後が相場なのかなと。

もっと破格の値段で出されている方もいますが、コンスタントに依頼を受け続けられている方は、大体これくらいはもらっているイメージですね。

skimaには「自動キャンセル」という機能があって、納期まで待っていたのに何の連絡もなくキャンセルになってしまった……というケースもあるそうです。

この場合、評価の入力は行われないので、クリエイターのプロフィール欄には残りません。
キャンセルになればお金は返ってくるのですが、「せっかく楽しみにしてたのに……」「断ってくれれば他の人に頼んだのに……」となりますよね。

実際、他の方に自動キャンセルされてしまったので……とご相談くださった方もいらっしゃいました。

なので私としては、1文字1円くらいは出しておいた方が安全かなあ、と思います。
もっとも値段が安くてもきっちり納品してくださる方はいますし、逆に値段が高くても……という場合もあるのであくまで目安なんですけどね。

「そっかあ1文字1円……ってことはみんな時給500円以下!?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、副業か趣味感覚の人がほとんどなのでそれで成り立っているのではないかなあと思います。

最初は落ち着いたら1円に戻すことも考えていたのですが、私は自分なりに持続可能な価格帯でやっていきたいと思ったので、結局このままにしました。

依頼の件数は、ぶっちゃけ減りました!

ただその分、一つ一つの依頼に向き合う時間が増やせましたし、やっぱり「こういうのが好きなんです!」「こういうのが作りたいんです!」という声を聞いて一つ一つセリフやストーリーを考えていく作業は楽しい! という気持ちを取り戻せた気がします。

おかげさまで「これなら続けていける!」と今は思っています。
ゼロになったらそれはそれで……の覚悟でしたから、本当にありがたいですね。

多く頂いている分はきっちりクオリティと信頼度でお返しできるようにしていきたいです。

次回<どんな依頼が多いの?>編に続く


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有償依頼について更に詳しく知りたいという方はこちら


それでは、また。

1本の記事を書くのに大体2000~5000円ほどの参考文献を購入しているので完全に赤字です。助けてください。