【Report】遂に完結、B'z配信ライブ最終公演 “Day5” 未発表新曲『YES YES YES』も披露!


11月28日、B'zがZepp Hanedaにて5週連続で開催してきた無観客配信ライブ、

『B'z SHOWCASE 2020 -5ERAS 8820-』

遂に最終公演となる“Day5”のステージが披露された。



今回のB'z SHOWCASEにはテーマがあった。

「B’zがデビューした1988年から現在の2020年までに至る32年間を「5つの時代=5 ERAS」に分け、各々の時代にリリースした楽曲構成でライブを披露。5週全ての公演において、全楽曲を入れ替えるだけでなく、毎公演の演出・ステージセットも総入れ替え」(B'z Official Websiteより)し行われてきた。


毎週異なるセットリストやステージ演出が用意されるという、しかもそれが5週連続で行われるという、B'z史上初の試みであり、ファンにとっても衝撃的な内容であった。


これまで、Day1〜Day4公演を終え、1988年〜2009年までにリリースされた楽曲が披露されてきた。

Day5ではそれ以降の楽曲でセットリストが組まれた。

そして、なんとファン待望の未発表新曲も披露されるというスペシャルなセットリストであった。




B'z SHOWCASE 2020 -5ERAS 8820- Day5 SET LIST

01. GO FOR IT, BABY-キオクの山脈-
02. さよなら傷だらけの日々よ
03. 声明
04. HEAT
05. Classmate
06. フキアレナサイ
07. 世界はあなたの色になる
08. Still Alive
09. マジェスティック
10. WOLF
11. YES YES YES(新曲)
12. RED
13. 有頂天
14. C'mon
15. 兵、走る


【support member】
drums 田中一光
bass 徳永暁人
keyboard 増田隆宣
guitar 大賀好修


Day5も見所満載なパフォーマンスとステージ演出であった。なんといっても未発表新曲『YES YES YES』が披露されたことである。

「こんな予定じゃなかったろう ママの言葉思い出そう 他人の幸せ喜べる人間になりなさい YES YES YES そうでしょう」


ストレートに胸に突き刺さる歌詞がかえって心地よくも感じられる。心地よい気分になれたのは、コーラスもうまくハマっていて讃美歌のような聖書のような、そんな雰囲気もあったからだろうか。

こんなご時世だからこそ、耳に心に残ったのかもしれない。メッセージ性が強い新曲であった。リリース情報などの続報を楽しみにしているところである。


また演出という点では、小型ドローンでの撮影や『B'zLIVE演奏回数ランキング』というクイズ大会も行われた。

ちなみに、そのランキングはこちら。

B'z LIVE演奏回数ランキング
1位 ultra soul
2位 ZERO
3位 さまよえる蒼い弾丸
4位 juice
5位 裸足の女神
6位 LOVE PHANTOM
7位 イチブトゼンブ
8位 ギリギリchop
9位 BLOWIN'
10位 Easy Come, Easy Go!


個人的には、イチブトゼンブがランクインしているのが意外であった。


新曲『YES YES YES』もメッセージ性高い楽曲という印象であったが、Day5終盤に披露された『C'mon』と『兵、走る』も強いメッセージが込められている楽曲である。


この息苦しい世の中を生きる全ての人に送る応援ソングであったと筆者は捉えている。


ラストのMCで稲葉浩志が『無観客ライブは無観客じゃない』と言葉にしたことも感慨深いものがある。支えてくれたスタッフや関係者、医療従事者への感謝、そしてファンとの繋がり、絆を言い表したような言葉でもあった。


何はともあれB'z初となる無観客配信ライブは無事完結した。


あっという間に過ぎ去った5週間、最高の時間をくれたB'zに感謝するとともに、今後の彼らの活動を楽しみにしていたいと思う。