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ヨーグルトは食べ続けないと意味がない?



こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。

腸内環境が良くなるとさまざまないいことがあります。お通じが良くなったり、栄養の吸収がスムーズになることによってあらゆる健康面の向上が見込めます。

そして腸内環境を良くするためにヨーグルトを食べている方もいるでしょうが、ここに意外な落とし穴があります。



腸内環境を良くするには善玉菌の存在が必要不可欠ですが、善玉菌を口から摂取した場合、一時的に腸内に良い影響を与えますがこの善玉菌は定着してくれないのです。

ヒトの体には恒常性というものがあります。これはつまるところ元に戻ろうとする力のことです。
体調が悪くなったら何とか回復して元に戻そうと体は頑張りますし、「今日は何だかすごく体調がいい!」なんて日もずーっと続くわけではありません。

これは腸内にも言えることで、良くも悪くも元に戻ってしまうのです。



そう考えたときに腸内環境の向上のために何ができるのかをまとめていきます。






1.腸内環境を良くして悪くしない



結局はこれにつきます。

良くするためには先ほど例に挙げたヨーグルトなんかは有効と言えます。他にも乳酸菌飲料やつけものや納豆などと言った発酵食品もオススメです。

しかし腸内には定着しないので毎日少しづつ食べるのが理想と言えます。



これは善玉菌を外から取り入れる方法ですね。

また、腸内にはもともと善玉菌が存在していますからこっちのほうを増やす手段もあります。



ここで役立つのが皆さんご存じ食物繊維です。

食物繊維はなかなか消化されないものですが、中でも水溶性食物繊維は腸内で発酵することによって善玉菌のエサを生み出してくれます。
水溶性食物繊維はこんにゃくや海藻類、オートミールなんかに含まれていますね。

サプリメントで取るという手もありますが、いきなり多量に摂取するとお腹を壊してしまうことがあるので、胃腸が弱い人は少しずつ摂取していってだんだん量を増やしていったほうがいいでしょう。



そして、いくら腸に良いものを食べていてもそれ以上に悪いものを食べていたら意味がないわけですよね。
ここでの「悪い」は悪玉菌のエサになってしまう食べもののことです。

悪い食べもの、それは過度な糖質と脂質です。

小腸で消化・吸収しきれずに大腸まで運ばれたこれらの栄養素は悪玉菌のエサになってしまいます。これが体調に現れたり、肌に現れたりするわけですね。






2.腸内環境の良し悪しの判断のしかた



腹痛、便秘、お腹の張りなどがあれば分かりやすいですが、必ずしもそこだけに現れるとは限りません。

これら症状の他に判断材料として分かりやすいのは便です。
便が黒っぽかったり、強い臭いがあったり、コロコロしていたり、水っぽかったり…そんなことがあるようならあまり腸内環境は良くないかもしれません。



そんな状態になっているのであれば腸内環境を見直してみてください。

普段の食事はどうですか?発酵食品や食物繊維は食べていますか?糖質や脂質を取りすぎていませんか?

これらが改善できるならきっと体調は良くなるハズです。






3.まとめ



腸内環境を良くするために

・口から取り入れる善玉菌は食べ続けないといけない
・もともと腸内にいる善玉菌のためには水溶性食物繊維
・悪くならないように努める
・腸の状態は便から確認できる



いつも体調が悪い、ダイエットがうまくいかないなどの原因は腸にあるかもしれません。まずは自分の腸内環境が良いのか悪いのか考えてみましょう。



腸内環境を良くするためにはグルタミンというアミノ酸もオススメです。たまに混合されてますがグルタミン酸ではないですよ。




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