【トップ選手に学ぶ!!】卓球のサーブに対する考え方とは!?
今回は、日本リーグの日野自動車に所属する
村井桂選手のサーブに対する考え方を動画で取り上げられているので、そちらを記事にまとめさせていだきたいと思います。
現役選手のサーブに対する考え方の貴重なお話です。
是非最後まで。
(1)とにかく、まずはサーブで相手 を崩す
これは実際に村井桂選手が話していた内容です。
「とにかく、まずはサーブで相手を崩したい。たとえ、サービスエースを取るには至らなかったとしても、チャンスメイクできるようなサーブを出す。」
これが、日本リーグで活躍している選手の話です。
まずは、サービスエースを取れるようなサーブを出すことが重要である。しかしながら、相手のレベルが上がるほど、サービスエースを取れる確率は減る。そういった場合でも、最低限チャンスメイクできるようなサーブを出すことが重要なのです。
このように、強い選手は
❶実際にサービスエースを取れるような サーブを出しつつ、
❷次のボールのことも考えている。
多くの人のは❶と❷のどちらかが足りてない場合があるだろう。
例えばサービスエースを取れるサーブを出したが、返球された時のことを疎かにしていたり、次のボールのことだけ考えて、サーブそのものが甘くなっていたり。
この2つを両立させる意識をもつことが大切なのです。
▣サービスエースを狙ってサーブを出し、 さらに次のボールをも狙えるようになり ましょう。
(2)回転量と、回転の分かりづらさ どちらを重視するのか!?
さて、相手を崩すといっても、どのように相手を崩すのだろうか。
回転量!?それとも回転の分かりづらさ!?
以下、村井選手の話してくれた内容です。
「両立できれば一番いいが、基本的には回転量を重視している。ただしこれは相手による」
日本リーグで活躍する選手も相手によってなにを重視するのかを変えているのです。
強い選手は、基本的に相手によってさまざまな対応ができるものだ。
さらにこう続きます。
「格下を相手にする時は回転量、格上は分かりづらさを重視する」
とのことです。
理由は、格下に対しては回転量でサーブが効くが、格上は強い回転量に慣れていることが多いからだ。
相手が格上の場合は、回転量が多少落ちたとしても分かりづらさを重視して、少しでも崩してチャンスメイクをするとのことだ。
確かに、卓球のサーブは回転量だけが全てではない。
同じフォームで同じ種類のサーブでも意図的に回転量を変えて相手を騙したり、同じフォームで違う種類のサーブを出して相手を騙したり、相手の待っていないコースにサーブを出したりという具合にさまざまな崩し方があります。
スピード、コース、回転量、回転の種類というようなあらゆる要素を使って相手を迷わせることが大切だ。
動画はこちら↓
▣相手によって臨機応変にサーブを出せる ようになろう!!
♣まとめ
いかがだったでしょうか!?
村井選手の言葉をまとめると、
❶サービスエースを取れるくらいの質の高い サーブを出す
❷質の高いサーブを出したあとのことも 考える
❸格下と格上とで、なにを重視するのかを 変える
ってことですね。
シンプルですが、とても参考になりました。ありがとうございます。
次回は、試合で自分の実力を出すために必要なたった1つのことを紹介させていただきたいと思います。