一般の選手達がエリート選手との差を縮める方法!!
ごく普通に卓球をやっている選手がある一定のレベルに到達すると、必ずと言っていいほど壁にぶつかることでしょう。
その時にこう悩むはずです。
「これ以上強くなるのは、もしかしたら無理なんじゃないか!?」
「あのむちゃくちゃ強いエリート達には全く手が届かないんじゃないか!?」
と。
でも、本当にそうでしょうか!?実際に戦って本当に全く歯が立たないのでしょうか!?
私は、そんなことは全くないと思っています。
今日はそんな話をさせていただきたいと思います。
(1)力の差があっても、点数はとれ ているはず
まず、ここに注目してみましょう。
結構な力の差があったとしても、ラブゲーム(0点)で取られることはあまりないと思います。
そうですね、目安としては1セットで偶然でも4点くらいはとれているんじゃないでしょうかね!?これを仮説としてたてると、現時点では、
4-11
で負けているということになります。
結構点数がとれていると思うのは、僕だけでしょうか!?
力の差があると言うことは、この4点は偶然の4点だと仮定していいでしょう。
偶然だとしても、4点は取れているのです。
じゃあ、残りの7点をどうやって取るのか!?何が足りないのか!?
と言う話になってくるわけです。
❶サーブを磨く
さっそくつまらない主張になってしまいますが(笑)
もちろんサーブを磨きます。
磨く前は、レシーブからの強打をされたりできついボールを送られてきますね。たまたまこちらのブロックがラッキーボールになったり、相手のミスという偶然でしか点数が取れませんでした。
しかし、サーブを磨くことによってもしかしたらサービスエースが1本くらい増えるかもしれません。
全くと言っていいほど攻撃の機会がなかったのが、3球目攻撃がしやすくなって、攻撃の機会が増えるかもしれません。
サービスエースとまでいかなくとも、攻撃の機会が増えることは間違いないでしょう。
こちらの積極的攻撃が増えると言うことで現状よりも+3点を見積もってみましょう。
これで
7-11
です。
さぁ、あと4点。。
❷レシーブを磨く
次に当然のことながら、レシーブを磨きます。
今までは、強い選手のサーブ、全く分かりませんでしたね。
ツッツキしてもチャンスボールを与えたり思い切りネットミスしたり。ロングーサーブに全く対応できなかったり。
これを、2本中1本でもいいので、しっかりとしたボールで返すようにするのです。
すると、今まではレシーブでほとんど点数を取れなかったのが、
しっかりとしたボールで返球できるので、相手のコートに返球される機会が増え、また1本くらいミスしてくれるかもしれません
レシーブのうち何球かは、攻撃的なボールを送れることで1本くらい点数になるかもしれません
よって、このレシーブの項目でも+2点です。
これで、
9-11
です。
この時点でも、結構せってますよ!!
❸ミスを極限まで減らす
いやぁ・・・すいませんつまらなくて(笑)
最後にこれです。
試合で勝てない人がエリートと圧倒的に違うところ・・・
それはご存じ
つまらんミスが多い
ことなんですよね。
チャンスボールを打ちミス!!
サーブミス!!
つなぎのボールミス!!
これだけなくすだけで、残りの2点はほぼ約束されることでしょう。
これで
11-11のデュースです。
ね、全然戦えそうじゃないですか!?どう思いますか??
僕は実際にこういうプラス思考で自分より強い選手と互角以上に戦う事もできました。
♣まとめ
もちろん、現実的に見れば甘い見積もりかもしれません。
ただ、上記の3つ(❶・❷・❸)は地味ですが、エリート選手と普通の選手との1番大きな差だと思っています。
優先順位は、大きなラリーができるようになることではなく、上を徹底的に磨くことだと、痛感しています。
でも、私の経験からでも言えますか、上記の終わりにも出た言葉ですが、マイナス思考で物事を考えてしまうと、結果を出すのは難しいですが、ブラス思考で考えると、何かしらきっかけができて、流れを引きよせてくる可能性は大だと思います。
ま~よ~するに、最後まで諦めずプレーをしていたら何が起こるかわからない。
と言う事なので、私は、教えてる生徒さんに必ず言う言葉があります。
ビン捄が床に付くまでは絶対に諦めず必死にビン捄を追いかけろ!!
と言う言葉を教えます。
自分を信じて最後までビン捄を追いかけ、諦めずがんばってプレーをやると言う事ですね。
次回は、3球目攻撃につなげやすくするサーブの配球の仕方を紹介させていただきたいと思います。
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