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【全記事の要約つき】「#アカペラアドベントカレンダー」をやってみた振り返り

「アカペラでアドベントカレンダーやったら面白そうじゃない?」

「いいね!」「よしきた!」「やろう!」

「あれ、でも今日って11/29じゃね?」

「ってことは…明後日から!?」

「やばい!とりあえずやってくれそうな人集めなきゃ!」

いろいろな部分が突貫工事の状態で、バタバタと開始した#アカペラアドベントカレンダー企画。(企画の詳細はこちらのnoteを参照)

冒頭のようなやりとりをチャットでしていたのが昨日のことのように思い出されますが、昨日12月25日をもって、なんとか全25記事全てが公開されました!!

(ここでYouTuberがよく使う「Yeah〜!!」のSEが流れる)

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正直、始まってすぐは不安でいっぱいでした。

「25人もライターさんが集まるのかな…」
「仮に集まったとしても、途中で何人かギブアップするんじゃないかな…」

しかし、25人のライターさんが1日1記事のバトンをつなぎ続け、誰一人欠けることなく完走することができました。

素敵な記事を書いてくださったライターのみなさんはもちろん、協力してくださったACAPPELLER.JPアレンジャーの会のみなさんには感謝してもしきれません。

本当にありがとうございました!!

あれ、なんで終わったのに記事書いてるの?

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の記事は番外編なんです。

25日間続いた「#アカペラアドベントカレンダー」を通して、どういった変化が起こったか、運営の裏側で何があったかなどを交えつつ、振り返ってみようと思います。

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やってみてよかったこと

結論、いっぱいありすぎて書ききれないのですが、5つに絞って書いてみます。

①どの記事も書き手の想いが込もった、唯一無二の内容だった

25記事あるとはいえ、どの記事をとっても、まあめちゃくちゃに濃い内容でした。

アレンジのテクニックを紹介した「お役立ち記事」もあれば、「アカペラ界隈のあり方とは」といった考えさせられる記事もある。心がほっこり温まる記事があったかと思えば、「こんなツールを開発しました!」という、「それQiita(エンジニアさんのコミュニティ)のアドベントカレンダーで公開した方がよかったのでは?」みたいな記事もある。

ライターさん全員が、アカペラや音楽に本気で向き合っている方々だったからこそ、どの記事もとても興味深く、この25日はあっという間に過ぎて行きました。

②この企画だからこその出会いがあった

今回のライターさんは主催の2団体に所属するメンバーの他にも、Twitterや他のライターづてで企画を知ったという方々もいらっしゃいます。

中でもTwitterで問い合わせてくださった中には、これまで出会ったことのないタイプのアカペラーの方がいらっしゃいました。

一人は、5日目担当でアカペラを武器にアニソンバンド界隈に殴り込むアカペラー、ヤマタクさん

記事をご覧いただければわかるのですが、独自の世界を持って突き抜けている感じがすごい。こういうタイプの方はこれまで出会ったアカペラーの方にはなかなかいませんでした。笑

アカペラもアニソンも(もちろんアニメも)、本気で愛しているんだなあというのが文字から伝わってくる方でした。

そしてもう一人は11日目担当のこじこじさん

バストロンボーン奏者である傍ら、アカペラの活動もされているそうなのですが、これまでアカペラサークルに所属することはなく、何百人もの音楽仲間に声をかけて回りアカペラグループを結成したとのことでした。

これまで約8年間、アカペラサークルに所属しアカペラをやってきた自分にとって、この話はかなり衝撃的でした。

記事後半の"「音楽」として「アカペラ」に取り組む"という内容や、最後の"「アカペラ」で「音楽」していますか?"といった言葉にも、プレーヤーとして考えさせられるものがありました。

そのような「サークルに所属せず、独自でアカペラの可能性を模索する」ような方との出会いも、このような企画でなければありえなかったと思います。

③ライターさんのチャットグループがコミュニティ的に機能した

今回、運営メンバー・ライターともに一つのLINEグループに参加してもらいやりとりを行なっていたのですが、開始早々このLINEグループがある種の「コミュニティ」として機能しはじめました。

ライターさんの中にはブログ初心者の方もいれば、長年ブログ執筆を続けているという方もいらっしゃいます。しかしその日の担当者が記事を投稿した際には、初心者・ベテラン関係なく「お疲れ様!」と労い合ったり、「素敵な記事ですね!」とお互いの記事を称賛し合ったりする場になりました。

また、SNSでは流れてしまいがちな話題についても、多くのライターさんを巻き込んだ建設的な議論ができました。

14日目担当のけんたさん24日目担当のとぅるぐの記事は、そんな議論をもとにして執筆された記事です。

想定はしていませんでしたが、こういった温かいコミュニケーションの場、議論の場を設けられたという意味でも、実施した意味はあったなと思います。

④アカペラーでない方も巻き込むことができた

実は今回、アカペラーではない方もライターとして参加していただきました。19日目担当のきなこくるみさんです。

きなこさんは普段、弦楽のアレンジをされている方で、今回の主催団体の一つである「アレンジャーの会」に所属している縁でご参加いただきました。

アカペラーの方々は、弦楽アレンジに触れる機会はそうないかと思うので、きなこさんの記事をきっかけに、アカペラ以外の音楽を知るきっかけを提供できたのではないかな、と思います。

⑤チームで企画・運営したからこそ、最後まで続けることができた

そして何よりも、今回の企画の成功の裏には「チームで運営した」という点が大きいです。

突然ですが、運営チームのメンバーを紹介します。(敬称略)

【ACAPPELLER.JP】
齋藤 龍
吉田 圭佑
onoshun
あやねる
りさこ

【アレンジャーの会】
ヴェルディ

上記のみなさまにはライターさんの募集や、企画全体のディレクション、カレンダーページの制作/更新、ライターさんとのコミュニケーション、記事の誤字チェック、情報のリサーチ…などなどなど、数えきれないほどたくさんの場面で動いていただきました。

本当に助かりました!ありがとうございました!!!

(ラスト5日というタイミングでインフルになってしまいごめんなさい泣)

来年やるとしたら

今回多くの方から反響をいただいたので、個人的には来年もまた実施できればな、と思っています。

その際は今回の反省を活かし、余裕をもってちゃんと準備した上で企画しようと思います。笑

また、テーマを「アカペラ」よりも少し分解して、「アカペラ演奏」「アカペラアレンジ」「アカペラ周りのクリエイティブ(デザインとか写真とか)」といった複数テーマごとにやっても面白いかもしれないですね。

また、せっかく公開した記事が誰に届いてどう感じてもらったのかをライターさん自身に知ってもらえるような仕組みが作れればなあ、と考えています。(一緒に考えてくれる方募集!)

「#アカペラアドベントカレンダー」、いかがでしたか?

というわけで、長くなりましたが、振り返ってみました。

これまでの全25記事はこちらのカレンダーページから確認できます。

その一方で、実はTwitter上で各記事の要約的なものをせっせと呟いておりまして、この記事の最後に改めて記載しておきます。

いきなり全文を読むのが大変という方も、まずは要約を読み、気になった記事をピックアップして読んでみていただければと思います!

それでは、来年の「#アカペラアドベントカレンダー」もお楽しみに。

#アカペラアドベントカレンダー 全25記事の要約

(これを作るのが一番大変だった。笑)





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