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巡るめく季節

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上の写真は、宮崎県延岡市の代表的な山、行縢山の先週の写真です。この時期各地で菜の花が咲き、じきに桜も咲きだすでしょう。宮崎県の山やでもミヤマキリシマ、アケボノツツジ、シャクナゲと4月から5月末まではその時、山に行かないと見れない花たちも咲きます。その花たちは、本能というか習性というかそう決まっているというか、何十年も、何年も春になるとそのサイクルを生きる場所を動くことなく行ってるのでしょうね。

世間では、政治、株価、流行りの病など何が本質で、何が必要な情報かわからない状況になてしまっています。人は進化し文明を築き、ものすごい勢いで成長し自然の成り行きを変化させているつもりでしょう。

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上の写真は、石堂山から樋口山までのマニアックルート。ここは人の手がほぼ入らず、おそらく何年も変わらない景色。ちなみに日本国土に占める森林の割合は7割。
九州のクライミングの聖地、比叡山にパートナーとリードクライミングをしているときに、絶壁の花崗岩の割れ目から小さな花を咲かしているミツバツツジや山頂付近の過酷な状況で根ざしている松の木を見ると、たぶん人の手ではまね出来ないことを毎年やり続けていることを見せつけられます。今の自分の本当に大切なこととは?今自分の時間を費やすべきことは何か?本当にその情報が正しいのでしょうか?など考えすぎですかね?ただ、仕事をするだけ。山を登るだけ。家族と過ごすだけ。そんな生活が出来ない質なので疲れるときもありますが、日々成長しようとしているつもりです。

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今年もあそこのミツバツツジは、寂しく、元気に花を咲かしていますかね。

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