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山で寝る時間

上の写真は、宮崎県の山で一番好きなテン場(テントを張ってよい山の広場)です。場所は、大分県との県境の傾山山頂の近くにある、九十九折広場です。大分県側から行こうとすると片道3~4時間の登りとなります。しかし、宮崎県側からのアプローチは、車高の高い車が必要ですが、道の悪い林道を1時間半運転できれば、重い荷物を担いでのテン場までの工程は、わずか30分です。水場は、少し距離がありますが、ふかふかの草地に人の少ない快適なテン場があります。ましてや、山頂まで少ない荷物で登れるので、夕焼けを見に行くもよし、朝日をに見に行くもよしです。

次のテン場は、宮崎県最高峰の祖母山の9合目小屋下にある、テン場です。ここもいいテン場ですが、人気があり繁忙期には、テントを張れる数が限られているので注意が必要です。因みに写真撮影は、昨年の登り納め・今年のご来光登山の時の雪中テン泊の写真です(南国宮崎と思えない景色)。

次は、少し話が変わりますが、数年前まで唯一宮崎県の山で有人山小屋であった、祖母山9合目小屋『あけぼの山荘』の薪ストーブです。この時は、昨年の3月に縦走に出かけて、まさかの霧氷に覆われた日の事です。テントを担いで上がりましたが、コンディションが悪かったこと、無人であったことから初のあけぼの山荘泊をさせていただいた時の写真です。

いつも連休は、人が多く【気にしい】の僕は、コンディションが悪くても、寒くても、人を気にせず寝れるテントを優先しがちでしたが、誰も来そうになかったので快適にお泊りさせていただきました。いい山小屋でしたよ。
朝は、片付けをし、薪ストーブの清掃をしてとてもいい時間を過ごせました。

山で泊まるメリットは、何より夕焼けの山での時間でしょう。夕日に照らされた稜線をみて、明日あそこを歩いている自分を想像するもよし、

人気の少なくなった山頂で食事をしながら夜更けを待つもよし、朝日を見るために軽い荷物であさサクッと出かけるもよし。そこで夜を過ごしたから見れる景気と音を感じれます。

次は、九州最大のテン場と言われる、くじゅう連山の宿営地。坊がつるのテン場です。GWには100張ともいわれるキャンプ場に近い状況になります。
ただし、基本的には、徒歩のみとなりますので自分で担いできた荷物のみが頼りになります。初めてのテン場、初めての山岳テントには適していると思います。

最後に、昨年いつもお世話になっているお店にて購入し、厳冬期以外でハマったツエルト泊。
心配性の性格から、いつも荷物が多い僕。ツエルト泊と言う新たなアイテムで軽量化を図り、マイブームです。

山の楽しみ方は人それぞれですが、テン泊は、非日常と道具の機能性、ありがたみを感じられるいい時間です。僕の暮らす南九州は、ほぼテン泊が可能な気候です。山遊びの予算を抑えれるだけではなく、自然の中に溶け込み自然の匂い、音、気温などいろんなことを感じれて、山遊びの初心者から中級者へステップアップしたことを実感できる楽しさと、満足感が味わうことのできる時間です。サラリーマンの僕は、暇とすきが有れば、テン泊に行こうとしてしまします。
あああああ、大荷物背負って山に行きたくなってきた‼

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