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宮崎県の山紹介

新たなnoteの掲載として、私がコツコツと続けている趣味の宮崎県の山歩きの紹介をさせていただきます。行ってみようかなと考えている山が有れば参考に出来たらと思います。本は不定期に山の選定が成されているようで、前回の本には載っていた山がなくなっていたり、新たに山が増えていたりという具合です。おそらく台風や自然災害、登山道の整備事情などのためでしょう。左が新しい本、右側が旧盤です。黒丸は、登った山。ちなみに左のほんの赤丸は、登山にはまっている長男君の登った山です。今日現在で、50コース、48座あり、35座完登です。引き続きボチボチ登り続けます。紹介は、私の愛読書であり寝る前や゛つまみ ”にもなる「宮崎の山」の順に紹介させていただきます。あくまでもプロでない40代、男性の体力、感性での投稿と理解し、寛容な気持ちで読んでいただければ、続けられそうな気がします。

01.宮崎県最高峰 祖母山 1756m

体力  ★★★★☆(コース次第)

装備  ★★★☆☆

水   ★★★★★

絶景  ★★★★★(天気次第)

交通機関★★★☆☆(公共小、駐車場有)

道迷い ★★★★☆

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祖母山は、九州でも数少ない百名山の一つに選ばれている山です。多彩なコースバリエーション、日本の四季を感じられる自然の森、季節の花、山深くい場所にいる実感を得れる素敵な山です。一番にぎあう季節は、やっぱり春でしょう5月上旬(私は、いつもGWの前半、4月末ごろにアケボノツツジ狙いで行きハズしたことはありません)。次に原生林が残っている場所がるので秋の紅葉もいいですよ。標高の高いところから紅葉前線が下りてきているのが見れるかもしれませんよ。

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テン場、山小屋、水場あり

祖母山単独で登るのもいいですが、言わずとも知れた大縦走路があります。完全縦走とまでいかなくとも、要所要所駐車場や、エスケープルートもあるので継はぎ縦走でも楽しめますよ。この山の安心できるところは、水場に安定した水があることです。山で宿泊する際に水が確保できるかどうかで、いろんな段取り、装備が変わってしましますが、祖母山系の水場は安心できます(確認は必要です)。

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また、地図上に明記されている水場の近くに理想的なテン場もあり、祖母9号目小屋は、現在は無人小屋ですが、一昨年まで繁忙期には有人小屋として稼働していただけの環境も整備されています。

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九合目小屋のすぐ近くにテン場が設けらており、初めての山でのテン場としてはお勧めできます。スペースが限られているとういう点はありますが9合目なので、次の日の工程を気にせず安心して宿泊できますよ。

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テン泊の魅力

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私の想うテン泊の魅力は、夕方になっても焦らず暗くなるのを待てる。暗くなるのが待ち遠しい時間でですかね。日帰り、朝駆けでは味わえないまったり感と次の日の達成感(書きながらテン泊に行きたくなってきましたよ)。祖母山9合目に泊まる理由は【日の出】です。先に書いたように9合目なので焦らず起床し、そのまま山頂で日の出。テン場に戻り朝食。片付け、下山。にぎやかな山はほかにもありますが、静かな山での初めてのテン泊にもってこいの場所です。

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コース紹介

今回は、初の登った山の記事の掲載ということで少し脱線もありましたが、しっかり体調の準備、装備の準備、経験、段取りがあって楽しめる山です。ハイキングやトレッキングではないのでしっかりとした準備をお願いします。最も登られているコースは、北谷登山口からのピストン、周回コースでしょう。現在登山口周辺が工事中とのことでコースタイムの余裕が必要です。あとは、黒金尾根コースは、健脚者向けコースとされており、高低差が最もはげしいですが、祖母山系を堪能できるお気に入りコースです。私は、尾平鉱山から黒金尾根、9合目でテン泊、日の出を見てから宮原コースで下山がお勧めですね。日帰りで行けるコースをテン泊で行く、贅沢な山行になりますよ。

気象状況

祖母山系は、宮崎県、熊本県堺に位置し縦走で傾山まで行くとなれば大分県堺まで歩くこととなります。よて天気予報は、宮崎県、熊本県、大分県の気象状況を把握ししっかり準備してください。また、宿泊する際は、標高が高いことから真夏以外はダウンや防寒対策が必要です。実際に、GWの日の出ではダウンにカッパ。10月末のテン泊で朝はテントの結露が凍結していましたからね。12月末から3月初ごろまでは、軽アイゼンがチェーンアイゼンの準備が必要でしょう。無くて苦労するより、少し重い思いをしても安全第一ですね。

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祖母山は、本当に雄大で何度登っても同じ景色がありません。日帰り、テン泊、いろんなコース。いい山ですよ。その他、縦走路の山たちも地味な山もあれば主張の強い山もあり本当に登ってほしい山系ですよ。


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