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宮崎県の山紹介

宮崎県山紹介の続きです。順不同となっていますがついに個人的大好きな山の紹介です。この山の魅力は、何といっても常に整備されているマルチピッチルートです。この山を開拓し、常に整備していただいていることに本当に感謝と頭が下がります。もちろん通常登山でも山頂まで登ることもでき、ここも春にはミツバツツジが岩の間からこっそり咲いており、小さな花ですがいつからそこに根差していたのかチョットした歴史を考えてしまいます。ただし、危険個所もあるので絶景を堪能しつつ安全管理をお願いします。

11.比叡山 760m

体力   ★★★☆☆

装備   ★★☆☆☆ マルチピッチ(★★★★★)

水    ☆☆☆☆☆

絶景   ★★★★☆

交通機関 ★★★☆☆(公共無し、トイレ有り、駐車場有り)

道迷い  ★★★☆☆

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比叡山(ひえいざん)は、大崩山を中心としたリングダイク(環状岩脈)の一部で岩質は、花崗斑岩などから出来ており周り堆積岩系より硬質系岩であることから現在の突出した崖地形が浸食により形成された。

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可愛山・行縢山・比叡山・矢筈岳・丹助岳・焼山寺山までの約60㎞のリングダイクが連なる。

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周りが浸食にりょりえぐられ、崩落し現在残っている部分は花崗斑岩がむき出しです。ここをマルチピッチで毎年訪れ、日々の鍛錬の成果を仲間と確認し、少しの間非日常を味わうことができます。

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この岩たちに比べると自分たちの生い立ちなど1㎝の層厚にもおよびませんが、その岩のさけめにツツジたちが春には花をつけます。

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正面に見える同じ年代の丹助山を千畳敷にて写真を収めるパートナー。いつもの景色ですが、写真を撮ってしまう絶景です。近くの石は、何年前からそこにあるのでしょうね?何百年?もしかして何万年?人間のできることのチッチャサを感じれる大切な山です。もちろん通常登山道もあります。

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いつもルート整備を行っていただいている方々、道幅も決して大きくありませんが、車の離合、駐車スペースなど地元の方々の理解、協力がないと成立しない山です。改めて感謝しながら登らさせて頂きます。

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