楽しい会話の理由:質問のチカラ

*2024/6/29作成

最近、「なぜ、会話が楽しい友達とそうでない友達がいるのか?」と。
友達との会話の質について、ぼんやり考えることが多いんですが。
今さっきひらめいたのは、「会話の質は、聞き手の質問によって決まるのでは?」という仮説でした。

質問されることによって、
・これまでは考えたこともなかったお題を初めて認識したり
・自分の知らなかった視点や価値観や立ち位置を与えられたり
・質問が積み重ねられて、思考や感性の深掘りができたり
・相手に答えていく中で、自分の考えが体系化されたり
・文字化できてなかった自分の感情や感性を、言葉として表現していくうちに、右脳→左脳間の神経経路がつながったり
・・などなど。

質問を受けて答えていくプロセスの中で、こんなに↑多種多様な刺激をもらえるので。
問いかけられた側の話し手は、会話が楽しくなる。
お互いに質問しあうような会話・関係性であれば、なおさら楽しい。

・・という具合に。
楽しい相手との会話というのは、こんな↑仕組みになっているのではないのかな?と推察してます。

元関西人としては、話にはオチがあるべき、という刷り込み(?)があるのですが。
仲のいい友達とは、特にオチのない話をし始めても、テーマさえ振ってしまえば話が盛り上がる・・という妙な安心感がお互いにあると思うのです。
だから、いろんな話題を気楽に始められる。
だから、話がエンドレスに続く・・。

で、この質問しようとする意思はどこからきているか?というと。
シンプルに、相手のことをよく知りたい、という興味・関心からくるんじゃあないかと思っていて。
だから逆に言えば、相手への関心が低ければ、話は盛り上がらない。

なのでぼくの場合、広く浅いパーティのような場では、そもそも相手をよく知らず、興味をもってないので話をするのがしんどいし。
体験したネガティブ話を延々と続けて、同意を求めてくるだけの友達(女子に多かった記憶がありますが・・)には、辟易するし。

逆に、自分の知らない体験や考え方や価値観を持つ人には。
その結論が自分に合うかどうかに関係なく、根掘り葉掘り聞きたくなります。

要は、その人のことを好きだから、いろいろ知りたくなって、質問をするので、話がどんどん続くし、内容的に面白い。
・・という当たり前のことを言ってるだけなんですけどね。

以上、こんなこと↑を。
冒頭の「なぜ会話が面白い友達とそうでない友達がいるのか?」というお題を、自分に質問しながら考えてました。

「自分に質問」するというのは、とても有効なやり方ですよね~。
一度アタマの中で問いかけてしまえば。
あとは、右脳が勝手に仕事をしてくれるので。

いい歳になったので、「楽しい会話ができるオトナ」を目指しつつ・・。

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