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神奈川大学エクステンション講座「SDGsの最先端ー国際協力の『今』を知る」

神奈川大学が生涯学習の一環として開講しているエクステンション講座の1つ、「SDGsの最先端-国際協力の『今』を知る」にて、KMC社員が講師として登壇し、実際に携わっているプロジェクトの事例を用いながらSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)や開発コンサルタントの仕事について解説します!

本講座の概要は、以下のとおりです。

開催日時:2023年1月26日(木)18:30~20:30
申込締切:2023年1月25日(水)(先着順、定員に達し次第受付終了)
受講料:4,000円(卒業生割引あり)
開催形式:対面もしくはオンライン(Zoom)
備考:本講座の内容は録画され、1週間配信されます。

今回登壇する担当者に、本講座を紹介してもらいました!

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今回の生涯学習・エクステンション講座では、SDGsとそれに関わる国際協力の取り組みについて、開発コンサルタントの仕事の中身をお伝えしながらご紹介していきたいと思っています。

ねらいは、二つ。
一つ目に、神奈川大学の講座には、すでにSDGsに関わるものもありますが、それを海外からやって来た言葉や考え方として理解するのではなく、自分の身の回りに普通にあるものとして認識してもらうこと。例えば、私は近年、栄養と国際協力に取り組んでいますが、栄養はSDGsのほぼすべてのゴールに関係すると言われています。これを「栄養の国際協力」という観点からお伝えするのではなく、身近な、もっと言うと私たちがみんな普通に毎日している食事との接点で捉えてみたいと思います。
二つ目には、開発コンサルタントの仕事について、あまり知られていない、でも特別でもないことを、ほんの少しでも知ってもらうことです。「国際協力=国連、JICA、NGO」という、政府やボランティアが行っていること、危ない所に行くこと、それだけで何となく遠い世界というイメージを変えて、少しでも身近に感じてもらいたいと思っています。

私は現在、アフリカのナイジェリアで、小規模農家が市場に合わせた作物生産を行い、農業による所得を向上させるプロジェクトで活動しています。そのなかで、せっかく増えた収入を有意義に使えるよう栄養バランスの話を伝え、農家の方たちが夫婦でお金の使いみちを話し合って、家族の健康のために必要な食材を買って、偏った食事内容を改善できるようにするお手伝いをしています。
本講座内の事例の紹介では、このプロジェクトを題材に、現地の食事や栄養の課題と、日本の課題も取り上げながらお話したいと思います。

講座は世代など特に対象を限定せずに開催されますので、国際協力にこれから携わりたい学生の方や、学校で開発教育や子どもの進路指導などに取り入れたい先生の方にも、ご参加いただけるといいですね。受講者の皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。

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聴き手にも馴染みがある言葉で丁寧に話す社員ですので、「普段SDGsや国際協力ってあまり身近に感じられないな…」という方にもぜひご参加いただきたいです。きっと「SDGs」と「国際協力」の印象が変わると思います!

本講座は下記リンク先である神奈川大学のページからお申込みいただけます。お申込みには神奈川大学 生涯学習・エクステンション講座の受講生登録が必要となります。

お申込み締切は2023年1月12日(木)先着30名様までとなっていますので、早目のお申し込みがおすすめです!

SDGsや開発コンサルタントの仕事にご関心のある方は、ぜひご参加ください。


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